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bash 3.0

bash 3.0 がリリースになりました。


 私は bash より tcsh の方が好みでログインシェルも tcsh に変更しているんですが、Linux では bash がほぼ標準シェルになって来ていて MacOS-X でも 10.3(Panther) からは標準シェルになっています。MacOS-X の bash のバージョンは、
$ bash --version
GNU bash, version 2.05b.0(1)-release (powerpc-apple-darwin7.0)
Copyright (C) 2002 Free Software Foundation, Inc.
です。もしかしたらAppleは MacOS-Xアップデータや 10.4(Tiger) で bash も最新版にしてくるかもしれませんが、先取りするのも面白いかも?

  1. GNU bash ホームページ から bash-3.0 のソース(bash-3.0.tar.gz)をダウンロードする。
  2. ダウンロードしたファイルを解凍する。
  3. 解凍して出来た bash-3.0 ディレクトリに移動(cd)する。
  4. configure、make する。
    $ ./configure
    $ make
    
  5. テストする。
    $ make tests
    
    テストは途中でハングしたかのように止まるが、^C したりせず無視して放っておいて良い。そのうち動き出す。またいくつか "warning: 〜" メッセージが出るが、警告なんで(多分)問題ないと思う。
  6. インストールする。
    $ sudo make install
    
    新しい bash は "/usr/local/bin/bash" に入る。MacOS-X にもとから入っている bash は "/bin/bash" なので上書きしてしまう事はない。万一 bash-3.0 に不具合があっても大丈夫だろう。
    $ /usr/local/bin/bash --version
    GNU bash, version 3.00.0(1)-release (powerpc-apple-darwin7.4.0)
    Copyright (C) 2004 Free Software Foundation, Inc.
    
 あとは好みに応じてログインシェルを "/usr/local/bin/bash" にすれば良いわけです。ログインシェルを変更するには「NetInfo マネージャ」を使って "/users/自id/shell" を編集します。


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