SYNCROTECの修理をやってみた
雨だねぇ。これじゃバイクで出かけるわけにはいかないなぁ。
と言うことで暇つぶしに、2年前の転倒した時まで使っていたヘルメット、SHOEI SYNCROTEC を修理してみた。別にまだ使おうとか考えていたわけではないが、部品取りや部屋のオブジェとしてとっておいたのだ。しかしワタシのは、このヘルメットの最大特徴であるアクティブ(フェイス)プロテクター部を上げた状態で留めておくことができなくなっている。今回、これを直してみたい。
先ずはアクティブ(フェイス)プロテクターを外す。これは左右の大きなネジで留められている。10円玉などのコインで外せばいいだろうと思ったのだが、かなり固くて10円玉が歪んでしまった。大きめのドライバーを使うほうが良かった。
プロテクター部が上げた状態で留まらなくなった原因は、この部分の突起が折れてしまったため。左右とも無くなっている。
プロテクターはバネの力で上にハネ上げられ、この部分の段差を乗り越えることでロックされる。突起が折れたことでバネにも引っかからないし、ロックもされなくなったと言うわけだ。このロック機構では突起部の根元にかなりストレスがかかりそうだ。
今回の修理では取り付けたピンが長過ぎたようで段差を乗り越えることができなくなってしまった。そこでカッターを使って削り、段差を低くさせることにした。
折れた部分にドリルで穴を開ける。今回は 3.5mm の穴を開けた。
反対側の塗装面はこんな感じ。少々のバリは隠れてしまうので問題ない。
−続く−
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