奥三河(その3・鳳来寺山頂)
山頂に到着
鳳来寺山の山頂(684M)に到着。山頂とは言え、まわりは木が茂っているため景色を楽しむことはできない。しかし遮るものが無いので、さすがに心地良い風が吹いている。ここで暫くボケーッと頭をカラッポにしていた。
山頂にある案内看板によると、ここから延々と様々な山を巡るコースが続いているらしい。ワタシが息を切らして登ってきた道は、右隅のチョコッとしたコースに過ぎないのだ。全体では数時間にも及ぶコースで、とてもハイキングというレベルではなく、もはや登山かも。しっかりとした装備が無いと遭難しかねないんじゃ?
と言うわけで、ただのハイカーは早々に下山するのだった。
あとは基本的には下りのはず。しかし、かなりスゴイところを降ろされる。岩の上に細かい砂利やら落ち葉やらが積もって非常に滑りやすい。一度、ズルッとなって尻餅をついてしまった。
帰りのコース途中で大きな岩に行く手を遮られてしまった。どう考えてもこの岩を乗り越えるのは無理だ。どうも、これが天狗岩らしく、本当のコースはこの岩の下側を迂回するようになっていた。何だか熊野古道の天狗倉山でも同じような目にあったよなぁ。
岩の下側を迂回して反対側に出ると看板と展望台があった。あの岩、天狗に見えるかな?ここの展望台からも良い景色を眺めることができるが、
ご覧のとおり、先に奥の院からの眺めと若干違う方角から見ることになるだけのようだ。
さらに下山コースを行くと石が積み上げられて塚のようになっている場所がある。
「巫女石と高座石」と言うそうで、案内看板に由来が書かれているのだが正直何の事やら・・・天から八人の巫女さんが降りて来た場所であるような事が書かれているが???
<続く>
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