Undercurrent
Bill Evans & Jim Hall
Amazonで輸入盤まとめ買いキャンペーンとかJazz特集とかやっていたので、乗せられてJazz名盤をまとめ買い。その中の1枚、ビル・エバンス(ピアノ)とジム・ホール(ギター)による「インタープレイ」。
非常に印象的なジャケットで有名なのであるが、収録されている楽曲も素晴らしい演奏で、切ないくらいに繊細。"My Funny Valentine" をアップテンポで演奏しているのが珍しい。しかも、これが2テイク収録されている。アップテンポだから陽気なアレンジになっているかと言うと、「あぁ、今年のバレンタインも・・・だったなぁ」と充分に浸れる(^^;)。名盤ですなぁ。
ただ、悲しいかな、この時代の録音は、お世辞にも音質が良いとは言えない。磁気テープ特有のシャーというヒスノイズ、低音域、高音域がカットされてしまっているかのような狭い周波数帯域、アタック音や音量が大きいときの歪みなど。彼らが存命中に(*1)現在の録音技術があったらなぁ・・・いっそ真空管アンプなんぞで聞いた方がいいかもしれない。iPodなどのデジタル再生装置には不向きなCDかもね。
*1:おっと。ジム・ホールは、まだまだお元気なんでしたね。失礼。
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