動かないMac App Store
重いのではなく、App Storeアプリが正常に動いていなかったのでした
昨日からサービスが始まった Mac App Store。MacOS X 10.6.6 にアップデートして App Storeアプリを起動させれば、iPhone でアプリを購入するのと同じような感覚で MacOS X用アプリを購入できる・・・ハズだったのですが、何故か昨日はまったくダウンロードできず、左上でグレーのホイールがくるくる回り続けるだけでした。
この現象、実は App Storeのウィンドウの背後にサインインのダイアログが出ていて、Apple ID とパスワードを入力するように求めていたのでした。何故かサインイン・ダイアログが最前面に出て来ないので、全く気付きませんでした。しかも、このサインインのダイアログ、入力フィールドをクリックしても入力可能な状態にならないのです。
こんな感じ。ダイアログと言うより、独立したウィンドウのように見えます。いくら Apple ID やパスワードの入力フィールドをクリックしても、入力フィールドにフォーカスされずカーソルが現われません。キーを打ち込んでも何も入りません。
サインインできないので、ダウンロードしようとした途端ダンマリになってしまったと言うわけです。
原因は Unsanity の FruitMenu というユーティリティでした。これが「動いている」と App Storeアプリのダイアログまわりの動作がおかしくなるようです。「システム環境設定」の FruitMenu で、FruitMenu を止めて「システム環境設定」を終了。その後、App Storeアプリを起動させると正常に動くようになります。
それでもダメな場合は、FruitMenu を止めてから一旦ログアウト、再ログインすれば App Storeアプリが正常に動くようになると思います。
正常な場合、このようにきちんとしたダイアログが最前面に出るようになり、入力フィールドをクリックすれば、ちゃんとフォーカスされますね。
App Storeアプリを使うたびにいちいち FruitMenu をオン・オフするのは面倒なので、FruitMenu の「除外するアプリケーションを管理...」に App Storeアプリを登録したらいいんじゃないか?と思いましたが、この方法ではダメでした。とにかく FuitMenuが「動いて」いるとダメみたいです。ヤレヤレ...
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