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Garmin vivofit3

参照:vivofit3


故障したFitbit Charge HRの代わりに


 Fitbit Charge HRが故障してしまい修理もしてもらえないとのことなので、代わりの新しい活動量計を買いました。買うにあたって色々と悩んだのですが、今回は Garmin ライフログバンド 活動量計 vivofit3にしてみました。この製品には心拍数を測る機能が無い(*1)のですが、CR1632というボタン電池1個で1年間動作するという事が決め手となりました。

 これは自分の勝手な想像なのですが、腕時計よりも小さいボディにリチウムイオン電池を入れるという事自体かなり無理なことなのではないか?って考えたからです。普通、リチウムイオン電池の充電回数は500回程度は可能でしょう。(この場合の「1回」は完全に放電した状態から満充電までを1回と数えます。1サイクルとも言います。完全に放電する前に注ぎ足し充電する場合は、充電した容量分を積算して100%で1サイクルと数えます。)Fitbitは満充電状態で5日持つという事ですから、充電回数500回なら4〜5年は大丈夫なはずです。それが1年半で寿命が尽きたと言うことから、考えられる原因は、

  • そもそも充電回数が100回程度の電池が使われている
  • リチウムイオン電池の製造上の不具合か、品質が悪い粗悪な電池だった
  • 寿命が短くなるような構造上の問題がある

のいずれかと言ったところでしょうか。
 仮に1番めの原因だとしたら、同じ製品を買うと1年半後に同じように寿命を迎えることになるでしょう。(後継製品であれば改善されている可能性もあるが、設計思想が変わらず部品の供給元も変わってなければ、寿命は変わらない可能性が高かろう。メーカーとしては保証期間が過ぎた頃に買い替えてもらった方が収益増につながるわけだし。)
 2番目の問題だとしたら、電池が膨張したり異常発熱や最悪発火、爆発などという事故も考えられます。(今のところFitbitの製品でそういった事故が起きたという話は聞きませんが。)
 最後は3番目ですが、これが最もあり得そう。構造上の問題とは放熱です。蓄電池は充電すると熱を持つ(スマホを充電すると温かくなるでしょ?)のですが、リチウムイオン電池は熱に弱く、温度が高い状態になると蓄電能力が低下するのです。蓄えられる容量が減れば、満充電から完全放電までの時間が短くなります。良く言う「ヘタる」というやつですね。電池がヘタれば、充電1回(1サイクル)の期間が短くなりましょう。
 腕時計よりも小さいボディに、リチウムイオン電池が他の様々な装置と一緒にギュウギュウに詰め込まれているのですから、充分な放熱ができるわけないですよね。充電時の発熱により電池が劣化して行き、本来よりも短い期間で寿命が尽きてしまったとは考えられないでしょうか。(*2)

 本当の原因は分かりませんが、小型のウェアラブルデバイスにリチウムイオン電池を内蔵するという事それ自体、結構無理なことなのではないだろうか?と考えまして、今回はリチウムイオン電池を使用している製品は避けることにしました。そうなると心拍計数が付いている製品は候補から消えてしまいます。Jawboneは論外として、Fitbit製の製品もFitbit Zip以外は充電式なので、おそらくリチウムイオン電池が使用されているのでしょう。そう言った中で、Garmin の vivofit3 は充電不要で、ボタン電池1個で1年動作(電池は自分で交換可能)という特徴は大変魅力的に感じられました。他にも、

  • 50m防水
  • 歩数や消費カロリーの計数
  • 運動の種類を自動認識
  • 睡眠状態のモニタ
  • スマートフォンアプリやWebページで活動量を表示して把握できる

といった活動量計(ライフロガー)としての最低限の機能は満たしています。また、割とベルト(ストラップ)が切れるというトラブルが多いようなのですが、これはベルト(ストラップ)が交換可能です。これなら手軽に長く使い続けられそうですね。

 Fitbit Charge HRとの大きさ比較です。太さは殆ど同じです。色は今までが黒だったので、今回は白にしてみましたが、前述のとおりベルトは交換可能で、様々な色のベルトや違うバックルの物が安く売ってますので、気分や服装に合わせて色を変えるなんて使い方もできそう。

 厚みもFitbit Charge HRと殆ど同じ。心拍計数の出っ張りがない分 vivofit3 の方が僅かに薄いと言った感じでしょうか。

 手首に着けた感じは、とにかく軽くて、Fitbit でもあまり邪魔には感じなくなっていたので尚更です。ディスプレイが Fitbit よりも縦に長くて表示される文字が大きくなったことと常時表示されているため、時計としても使いやすくなりました。
 肝心の活動量計(ライフロガー)としての機能や使用感については、また後日にボチボチと。


(*1):心拍数を測るには、別売の「プレミアムハートセンサー」というものが必要。これを胸に装着すれば心拍数をvivofit3でリアルタイムに見ることができるのだが、そんなことしてまで心拍数を見たいとも思わないよなぁ・・・

(*2):Fitbit Charge HRが故障した際、心拍計数の緑色LEDが点灯しっぱなしになったのですが、このLEDも結構な熱を発していました。普段は点滅、または充電中は消灯状態になるので、そんなに高熱になることはないとは思いますが。


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