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USB-Cハブ購入

今回もやらかしてしまいました


 MacBook Pro 2017のネックの1つ、それが拡張性です。以前のMacBook Proと言えば左右両側面に豊富な拡張ポートが並んでいたものでした。MagSafe電源端子, HDMI, Mini Display Port(Thunderbolt), USB-A(USB-2 or 3), Ethernet, FireWire, SDカードスロット, etc...それが2016年以降のMacBook ProではThunderbolt3 (USB-C)ポートのみとなってしまいました。この割り切りもAppleらしいと言えなくもないのですが、3〜4年経った今でも周辺機器メーカーの追随は鈍く、未だに周辺機器を接続するにはUSB-Aポートが必要な状況です。だいたいApple自身、未だにUSB-A端子のLighitningケーブルを使い続けているのですから、本気でUSB-Cに移行させる気があるんですかねぇ?
 と言うことで、MacBook ProユーザーにとってUSB-Cハブは必携の周辺機器となってしまったのでした。

 そんな訳で、ワタシも色々なUSB-Cハブを物色していたのですが、これが正に玉石混交と言うのでしょう。実に様々な製品が溢れていて、どれを選択すれば良いのか判断が非常に難しい状況です。USB-C (Thunderbolt3)が実に多機能なため、単に電源供給やUSB端子機能だけでなく、有線Ethernetからディスプレイへのデジタル信号伝送にまで使われているため、どこまでの機能を持ったUSB-Cハブを選べば良いのやら。
 色々悩んだ揚げ句、以下の方針で行くことにしました。

  1. MacBook Pro 2017 13inchにはUSB-Cポートが2つしかないので、1つのポートで色々まかなえるハブにする。とりあえず以下の機能は必須としよう。
    • MacBook Proへの電源供給 (Power Delivery)
    • 有線LAN (Gigabit-Ethernet)
    • USB-A (USB-3.0) 2ポート以上
  2. できれば以下の機能も欲しい。
    • SDカードスロット
    • 4Kディスプレイに接続できる端子 (Thunderbolt3(USB-C出力)、Mini Displayポート、HDMIポート)
  3. MacBook/MacBook Proとの相性問題などが起きない、それなりに信頼できるメーカーの製品であること

 その結果、選んだのがAnker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ【4K対応HDMI出力ポート / 60W出力 Power Delivery 対応USB-Cポート / 1Gbps イーサネット / 2つの USB-A ポート/microSD & SDカード スロット搭載】と言う製品。Anker製なので、それなりに信頼は置けると思ったのですが、正直微妙でした。と言うのも、4Kディスプレイに接続できるHDMI端子って奴が曲者で、先ず4K対応ではあるがリフレッシュレートが30Hzという点が問題。リフレッシュレート30Hzというのは画面の書き換え回数が1秒間に30回という意味で、今Mac Proで使用している状態が60Hzですから、半分の書き換え回数になるわけですね。とは言え、4K 60Hz出力のHDMI端子があるUSB-Cハブなど、そうそう見つかるモンではなく、まぁ動きが速い画像で少しチラつきが見える程度だろうと正直高を括っていたのです。ところが、実際にハブが届いてリフレッシュレート30Hzで4Kディスプレイに表示させてみたところ、えぇっこんなに〜ってくらいの違いなのでした。とにかくマウスカーソルの動きが滑らかじゃない。普通に動かしていてもカーソルが小刻みにジャンプしているような感じで、見ていて気持ち悪いです。
 でも、この程度ならまだ我慢できます。それ以上に問題なのが4Kディスプレイでの表示解像度でした。実は macOS的には6Kまでの解像度に対応しているのですね。Pro Display XDRが6K (6,016×3,384), iMac 27inch/iMac Proが5K (5,120×2,880), iMac Retinaが4K(4,096×2,304)ですからね。そのため、ウチのLG製4Kディスプレイに接続した場合は、6Kや5Kの疑似低解像度も含めて最大3,840×2,160までの様々な解像度での表示ができるはずなのですが、このUSB-CハブのHDMIポート経由で4Kディスプレイを接続すると、6Kや5Kの疑似低解像度、例えば3,008×1,692、2,560×1,440では表示できないようで、使用可能な解像度(主なもの)は以下のようになりました。

 iMac Retina 4Kの疑似低解像度2,048×1,152さえも無いですね。
 このうち、最大解像度(ドットバイドット表示)の3,840×2,160を除き、左側にグレーで16:9と表示されている解像度は疑似低解像度ではなく単に拡大表示しているだけのようで、Retinaの美しい表示ではなく精彩感の無いぼやけた感じの表示になります。さすがに最大解像度(3,840×2,160)は高精彩ではあるものの、老眼には表示が小さすぎて使えたものではありません。実質使える解像度は1,920×1,080になってしまい、これはフルHDの解像度なので4Kディスプレイの意味がないです。

 仕方なくThunderbolt3互換USB-C Displayポート変換ケーブルを買ってみたところ、以下の解像度が使用可能になりました。

 自分にとっては3,008×1,692か2,560×1,440あたりの解像度が丁度よいので、この疑似低解像度が選択できないUSB-CハブのHDMI出力では使い物にならんです。結局、4KディスプレイとはUSB-C Displayポート変換ケーブルで繋ぐこととなり、これならHDMIポートの無いUSB-Cハブでも充分だったなぁと言うことになってしまいました。実際、HDMI出力よりもThunderbolt3 USB-C出力があるハブを選んだ方が良いと思います。
 こんな事は実際に購入してみるまでなかなか分からないもので、まったくMacBook Pro購入後に追加で発生する費用のなんと多いことか・・・


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