RD-X5が壊れた〜
最近、いろんな物が次々に壊れていく
ずいぶん昔に買ったRD-X5なんだけど、久しぶりに電源入れてみたら壊れてました。症状は、電源ボタンを押すとLEDが赤から緑に変わるが、暫くするとまた赤に変わり、また緑になる。その後、暫くすると赤に戻って結局起動できずという現象。HDDが逝ったか?と思ったけど、バラしてから電源入れてみたらHDDがスピンアップすらしていないという事が分かりました。これは、おそらく電源の故障でしょうな。
という事で電源の基盤をひっぺがしてきました。
これがRD-X5の電源基盤。もう一目瞭然。頭が膨らんでいたり電解液が漏れている電解コンデンサが幾つか見えます。基盤も熱が入ったようで、こげ茶色に変色している箇所がありますね。アルミの簡易な放熱板にネジ留めされているのはショットキーバリアダイオードブリッジ(YG805C04、おそらくこれでスイッチングしている)ようですが、これが熱源なのか、この辺りのコンデンサ、基盤が軒並み熱でダメージ食らっているようです。
とにかく頭が膨らんでいたり液漏れ起こしている電解コンデンサは片っ端から外してテスターで容量をチェックしてみました。すると、殆どのコンデンサが容量抜けで半分の容量もない物だらけ。この辺の電解コンデンサを交換すれば電源復活するかしらん?
ただ、この中に 56μFという面倒臭い容量のコンデンサがあるのですよね。何が面倒臭いって、この容量の電解コンデンサって何故か通販で売ってないのですよ。この辺りの容量は、
10μF → 22μF → 33μF → 47μF → 100μF
って感じでして、47μFと100μFの間を売っている店がなかなか見つからないのです。
使われていた電解コンデンサは全てルビコン製の耐熱105℃(ZLシリーズ、高耐熱性、電源向け)でした。これの同等品を通販で探し出すのが実に面倒臭い。
1000μF, 1200μFという容量の大きいやつは、たぶん平滑用なので多少容量が違っても(容量が大きい分には)問題ないでしょう。ですが 56μFは微妙。スイッチング周波数に係わっているやつだと、他の容量(47μFか100μF)で代用するのは難しいかもな〜
色々探し回って、やっとモノタロウで(ニチコン製を)見つけることができましたが、送料無料にするため他にも色々買うハメになってしまうのが何だかな〜(他にはAliExpressにあったけど、さすがに中国に発注する気にならん)。
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