熊野古道ツーリング(その14)
フェリー〜帰宅
今度も行きと同じように3階デッキに陣取る。帰りのフェリーは伊勢丸のようだ。
出港〜!さっきまで居たフェリー乗り場2階から、次の便を待つ人達が見送ってくれる。お先に〜。
フェリー乗り場のすぐ隣は鳥羽水族館だ。ラッコなどが有名なんだっけか?
こちらはミキモト真珠島。海女さんが海に潜って真珠貝を採ってくるショーをやっている。真珠は女性にとっては垂涎モノなんだろうけどね・・・
ワタシが陣取っている3階デッキの前には特別席(キャビン)がある。いくらか払うと入れるようだが、船前方に出られるわけでもなく眺めはワタシが居る場所とそれほど違いは無さそう。風当たりは少ないだろうけど。
伊良湖港に到着。下船した時刻は 1:56pm。昨日来た道を戻り、自宅を目指す。
一緒にフェリーに乗った浜松ナンバーのBMW、ハーレー軍団に先行され、国道42号線の間ずっとその後ろについて走行することになった。グループで走っているので、前に遅い車がいても信号待ちで側方をすり抜けて前に出るなんて行儀悪いことはせず、また殆ど追越し禁止なので追い抜いて行くこともなく、バラけることなく集団で走って行く。こちらも、そんな集団を追い抜いたり側方を通過したりするのは気が引けるし、どうせ急ぎの旅でもないので、ずっと一緒に走って行く。
前を車で塞がれると車のペースに合わせて走るのだが、ひとたび前が開けると勢い良く加速して行く。何台ものハーレーがドドドドド・・・という例の排気音を響かせながら走るのだから、なかなかの迫力だ。ハーレーの排気音で自分のバイクのエンジン音が全く聞こえない。
結局、国道42号線が国道1号線と交差するところまでずっと一緒。彼らは国道42号線を真っ直ぐ浜北方面へ、ワタシは国道1号線へ。国道1号線は浜松凧揚げ祭りのため中田島砂丘手前が2、3kmにわたって渋滞したが、それを過ぎれば渋滞もなく流れは順調。
国道150号線に入ってからも特に渋滞などなく、無事自宅に帰り着いた。
時刻は 4:37pm。延べ走行距離数 463.7 km。行く前は随分と遠い地のような気もしたけど、片道200数十kmなんて全然大したことないのである。もっとも途中フェリーに乗って移動したからではあるが。
フェリーによる移動は時間と距離の節約だけでなく丁度いい休憩にもなる。これならもう少し足を延ばした先にも行けそうだな。次は熊野三山、紀伊半島先端や奈良とかを目指してみようか?
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