富士山一周ツーリング・大弛峠へ
昨日、下界はすごい暑さだったようだね
この季節のツーリングならば涼しい高原を走ってみたいね。と言うことで今回の目的地は山梨県と長野県の県境にある山梨市牧丘の奥、大弛峠。そこからハイキングコースを散策して国師ヶ岳まで行ってみよう。
自宅を6:00amに出発。なるべく涼しいうちに距離を稼ごうと思って吉田ICから高速へ。吉田ICから日本坂トンネルまで細かい雨が降ってましたが、この程度なら涼しくて丁度いいです。清水ICで降りて国道1号線へ。富士川から国道139号線へ入ります。
国道139号線(富士宮道路)を北上して行くと対向車がパッシングして来ます。むむ、これは何かやっているな、と思って速度を60Km/h以下にまで落とすと、案の定、速度取り締まりの真っ最中。普通なら、この暑い中御苦労さんな事でと思うところですが、このあたりになると実に涼しいのです。朝霧高原の空気はヒンヤリしていて、とても気持ちがいい。パーキングでトイレ休憩して富士山の写真を撮ってみたのだけど、太陽の位置が悪くて完全に逆光。
本栖湖を過ぎて精進湖へ。ここで二度目の休憩。ここからの富士山なら逆光になりません。まだ朝という事もありますが、やはり富士五湖周辺は涼しいなぁ。
精進湖から甲府市へ。山の中の道は涼しいのだけど、甲府盆地に降りていくにつれ気温がグングン上がってきます。甲府盆地の中に入ると暑い・・・走っていても身体に当たるのは温風なので、ちっとも涼しくないよ。石和温泉を抜けて国道140号線を山梨市、そして牧丘へ。
それにしても国道140号線ってこんなに良い道だったかなぁ?こんな方へ来たのは20数年ぶりなんで変わっているのも当然なんですけどね。室伏トンネル手前の交差点を左折すると、焼山峠を経て乙女高原や今回の目的地である大弛峠へも行けるのですが、今通行止めになっているみたいです。室伏トンネルを抜けた先を左折する道を使うことになります。が、その前に
ちょっと行き過ぎて道の駅「花かげの郷まきおか」へ。昔は牧丘ってホント何もないところだったように思ったのですが、こんな立派な物が出来ているとはねぇ。ここでトイレ休憩と飲料水を確保。
少し戻って大弛峠を目指します。峠へは林道川上牧丘線を走るのですが、林道と言っても山梨県側は全面舗装されています(一部、工事中のためダートがありましたが)。ワインディングもなかなか楽しい道で、のんびり走っていたつもりなんですけど、どうしても先行車に追い付いてしまいます。場所によりすれ違いが難しい所があるので、車は対向車に警戒して速度を上げるわけには行きませんからね。しかし皆さん親切な方ばかりで、ワタシが追い付くと広い場所で速度を落として道を譲ってくれました。
そんなワインディングを走って山を登っていくと気温がグングン下がって来ます。う〜ん実に気持ちイイ〜。20数Kmばかり走って大弛峠へ到着。ウィキペディアによると「一般車両が通行できる日本最高所の車道峠」なんだそうです。標高2,360mあるので完全に別天地!それにしても、この車の多さは何だ。さすが夏休み、キャンプに来ている人が大勢いるみたい。
バイクを長野県側(川上村)の未舗装路の路肩に停めました。まぁ一応長野県を「踏んだ」って事で(^^;)・・・
ここは秩父奥多摩甲斐国立公園の中。いろいろ素敵な景色が楽しめるでしょう。今回は国師ヶ岳(標高2,592m)まで歩いて来ようと思っています。片道30分くらいのコースです。
案内看板によると西沢渓谷まで行けそうですが、いったい何時間かかるのやら。西沢渓谷も景色が良いところで特に紅葉の季節は素晴らしいそうですが、国道140号線を真っ直ぐ行った方(広瀬ダム側)からアプローチすべきでしょうな。
ハイキングコースとは言え、こんな風に木の階段が設置され実に恵まれたコースになっています。まぁ階段を登るというのもキツイと言えばキツイのですが・・・
15分ほど登ると「夢の庭園」という場所に出ます。ここからの眺望は素晴らしい。
涼しい風が実に気持ちよくて、暫く休んでいるとサァ〜っと汗が引いて行きます。
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