RAW現像ソフトはどれがいい?
Aperture 2登場
メインマシンを買い替えた理由の1つに、RAWの非破壊現像が可能なスペックのマシンが欲しいというのがありました。最近、D200で撮る場合はRAW撮影ばっかりでして、少々露出などを失敗してもいくらでも補正が効くという便利さに慣れてしまうと、もうJPEGで撮ろうって気はさらさら起きないのです。
ただ一旦画像補正などを始めると Photshop(.psd)やJPEG形式で保存をせざるを得なくて、その時点で RAWのメリットが半減してしまいますね。そこでオリジナルのRAWはそのままに、画像補正、エフェクトをメタデータとして書き加えていく非破壊現像処理をしたいと思っていたのですが・・・これがメチャメチャ重い処理なんだな。画面表示には、オリジナルRAWの上に後から書き加えた補正処理などを毎回施して表示するわけだから、ウィンドウ再描画に時間がかかること。スクロールでもさせようものなら、ガクッ、ガクッと動けば良いくらいでした。
しかしマシンは今までの10倍以上高性能になりました。これなら RAW非破壊現像しても実用になりましょう。(と言うか、このマシンで実用にならなきゃ今の世の中にRAW非破壊現像処理に耐え得るPCは無いという事になる。)と言うことで、どのソフトがいいかなぁ〜?と考えていたのですが、噂されていた Aperture の最新版が登場して、候補がすべて出揃ったという感じになりました。
今まで検討していたソフトは、
で、お値段は Adobe Lightroom が一番高くて、Aperture は Ver.2 で値下がりして2番め、Nikon Capture NX が一番安いです。しかし、Nikon Capture NX は Universalバイナリ化はしているものの、未だにMacOS-X 10.5 Leopardへ正式対応したとは言っていません。NikonのMacソフトウェア開発能力への不安が最大ネックですね。
Aperture の前版である Ver.1.5 は正直評判がイマイチでした。何より処理速度が Adobe Lightroom よりも劣っていたのに価格はトントンってのが最大のネックだったと言う話です。しかし、今回の Ver.2 はかなり処理速度も向上、価格も下げて来ました。期待はできそうですが、Apple社自体、今後も Aperture に注力していく気があるのか、将来が不安なところです。
Adobe Lightroom は無難な選択となりましょうが、価格が高いのと、Photoshop(できれば Elements でなく CS)も揃えて併用したくなってしまい、そうなるとスゴイ出費になってしまうのが最大の問題点です。実は、今使っている Photoshop Elements 4 は Universalバイナリ化されてない PowerPCバイナリのものです。そのため、既に Photoshop Elements 6 for Macintosh アップグレードを予約注文してあったりするので、Photoshop CS は諦めって事になるでしょうけどね。
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