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Mac Pro(その5)

互換性も高いのです


 PowerMac G4/MDDからの移行によって、幾つかのソフトのレジストが外れてしまったので、登録キーを再入力してレジストしなおしています。その際、様々なソフト、アプリを片っ端から動かしてみて、動かなくなったものがないか探しているのですが、互換性は驚くほど高いですね。動かない、動作がおかしいというものも、ネットで最新版を探してみると Leopard、Intel Mac対応版がリリースされていて、それに置き換えることで今までどおり使えるようになったりします。今のところ動かなくなったものは PowerPCバイナリのスクリーンセーバーモジュール以外には見つかっていません。
 MacOSアプリであればPowerPCバイナリでもRosettaエミュレータで動くという事は分かるのですが、驚いたことにUNIX、X-Windowのアプリやライブラリも、PowerMac G4/MDDでビルドしたもの(当然PowerPCバイナリ)が、そのままで動いてしまいました。Rosettaはカーネルの結構深い所に仕込まれているんじゃないかな?

 Rosettaエミュレータでの動作でも特に遅いと感じることはなくて、かなり重いはずのアプリ PhotoShop Elements、Microsoft Office v.X等も楽々動いてしまいます。ある程度は会社の MacBook で実感していましたが、やはりこれは凄いですね。

 ただ唯一、MacOS-X LeopardのTime Machine(自動バックアップ)機能が動かなくなってしまいました。空き容量が足りないとエラーが出てしまうのです。Mac Proの起動ディスク(320GB)の容量が、今までのバックアップ用ディスク(80GB)よりも随分と大きくなってしまったこともありますが、バックアップ用ディスクの数GBしか残っていない空き部分に Mac Pro の起動ディスクを丸ごとバックアップしようとしているように見えます。Time Machine にとってはバックアップ対象のHDDが変わったわけで、バックアップ済みのものとの差分を調べたら全部変わっているように見えているでしょうから、まぁ当然と言えば当然ですね。これを解決するにはバックアップディスクを一旦初期化したうえで、バックアップから除外するものを追加して80GBに収まるようにするか、バックアップ用ディスクをより大容量のものに交換するかですかね。


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