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PS3 (PlayStation 3)のリフロー修理失敗!

典型的なYLOD (Yellow Light Of Death) なのだが・・・


 PS3 (PlayStation 3)だが、もう何年も前に壊れて押し入れの肥やしになっていた。症状は典型的なYLOD (Yellow Light Of Death) で、電源ボタンを押すとLEDが一瞬黄色に点灯した後にピピピッという音とともに赤点滅になり起動しないという故障だ。原因はCPU, GPUを基盤に付けているハンダにクラックが入って通電しなくなるものが一番多いと聞く。

 手前のRSXと刻印があるのがGPUで、その向こうのCELL/B.E.がCPUだ。GPUはnVidia GForce 7800GTXがベース、CPUはPower PC G5 (64bit)がベースになっているそうな。発熱量は想像に難くない。基盤とチップの熱膨張率の違いによってハンダにストレスがかかり、あるときハンダがパキッと割れてしまって回路が繋がらなくなるのだ。
 修理にはリフロー、リボール(リワーク)という方法が採られるが、リボール(リワーク)修理は専用の機器が無いと難しい。一般人でも可能なのはヒートガンやホットエアガンによるリフロー修理がせいぜいだ(ドライヤーで暖めるという方法で直ったという人もいるが、これは割れたハンダが膨張して一時的に繋がっただけで殆どがすぐに再発する)。

 せっかくホットエアガンを買ったのだからと、Mac Proのメモリに次いでPS3もリフロー修理に挑戦してみたのだが・・・
 見てのとおり、GPU, CPUの上にはヒートスプレッダという厚いアルミの板が接着されていることもあり、基盤とのハンダ付け面までかなりの厚みがある。そのため上からホットエアガンで炙ってもハンダ付け面の温度が上がらないようだ。ホットエアガンの温度を徐々に上げて行き最高温度の450度で3分ほど炙ってみたのだが、フラックスが沸騰したり焦げるような臭いもして来なかったので、ハンダが溶ける温度には到達していなかったような気がする。

 30分ほど室温で自然冷却した後に元通り組み立てたのだが、案の定YLODは直らずだった。こりゃヒートスプレッダを剥がして(殻割りと言う)から炙らなきゃダメかな?


 後日、殻割りにも挑戦してみたのだが、ヒートスプレッダの接着剤はとにかく固くて強力で、隙間に刃が全く入って行かない。結局挫けた。
 今は基盤は生きてる(電源やBlu-rayドライブはダメでも構わない)ジャンクのPS3が安く手に入らないものかと物色中。


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