出雲一泊旅行(その6)
兎さんがいっぱい
御本殿の横に来ました。やっと大社造り屋根全体を見ることができます。
御本殿の裏手に素鵞社(そがのやしろ)があり、ここに祀られているのは素戔嗚尊(すさのうのみこと)です。大国主命の嫁さんの親父さんで、大国主命に様々な試練を加えた、現代風に言えばパワハラ親父ですな。
参拝の作法では、先ず出雲大社に詣でる前に稲佐の浜へ行き、ここまで砂を持ってきて砂を納め、代わりににお清めされた砂を持って帰って家に撒くのだそうです。そのため、社の横には砂が入った木箱が置いてあります。とは言え、稲佐の浜まではそこそこ距離がありまして、徒歩だと結構時間がかかってしまうので、砂の交換はできませんでした。
さて、大国主命と言えば「因幡の白兎」のお話が有名。これは、鮫に皮をむかれた兎を大国主命が助けたときの像だとか。写真では黒くツブレてしまったのですが、左下にいるのが兎です。そんなわけで、出雲大社の中にはアチコチに兎の像がありました。
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