BUFFALO Giga USB3.0対応 有線LANアダプター LUA4-U3-AGT
Raspberry Pi B+にGiga-bit Ethernetを奢ってみた
Raspberry Pi B+をWi-Fi化したものの、何だか遅いです。理論上の通信性能値は150Mbpsと言うことですが、iperfで実測してみると通信性能が不安定なうえ30〜60Mbps程度しか出ていませんでした。原因は良く分からないのですが、マンションゆえ他の部屋にある多くの無線アクセスポイントが見えており(隣の店のまで見える^^;)同じチャンネルの電波が飛び交っていることや、iPhoneやAppleTV等のWi-Fi接続している機器が多くある事が原因かもしれません。
一方、Raspberry Pi B+の10/100base-T Ethernetでは 85Mbps前後の通信性能が出ています。それならGiga-bit Ethernetにしたら、更に通信性能が上がるかも?Raspberry Pi B+をGiga-bit Etherne化しようとした場合、USBポートにGiga-bit Ethernetアダプタを付けるしか手段がありません。しかしRaspberry Pi B+のUSBポートはUSB2.0なので、通信性能はUSB2.0規格の480Mbpsが上限になります。それでも100baseよりは速いのでは?と期待を込めて、
BUFFALO Giga USB3.0対応 有線LANアダプター LUA4-U3-AGTを購入してみました。このアダプタのコントローラーチップはASIX AX88179なので、現在配布されている RASPBIANであれば何らドライバをインストールすることなく使えるはずです。
実際USBポートに挿しただけで、以下のように使えるようになりました。eth0は10/100baseの方で、今回取り付けたGiga-bit Ethenetアダプタは eth1になるようです。
# lsusb
〜略〜
Bus 001 Device 004: ID 0b95:1790 ASIX Electronics Corp.
# ifconfig
eth0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス xx:xx:xx:xx:xx:xx
UP BROADCAST MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000
RXバイト:0 (0.0 B) TXバイト:0 (0.0 B)
eth1 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス xx:xx:xx:xx:xx:xx
inetアドレス:192.168.0.nnn ブロードキャスト:192.168.0.255 マスク:255.255.255.0
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:444269 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:850345 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000
RXバイト:143661388 (137.0 MiB) TXバイト:563281945 (537.1 MiB)
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さて、肝心の通信性能ですが、
# iperf -c 192.168.0.mmm
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Client connecting to Titan, TCP port 5001
TCP window size: 85.3 KByte (default)
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[ 3] local 192.168.0.xxx port 54449 connected with 192.168.0.mmm port 5001
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[ 3] 0.0-10.0 sec 103 MBytes 86.2 Mbits/sec
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100baseと変わらやん(;_;)。何故だろう?Giga-bit向けのチューニングが必要かな?
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