携帯電話(W52T)のデジカメとしての実力は?
デジカメとして、どこまで使えるものか見てみよう
どこぞの農林水産大臣が自殺したそうですが、ワタシにとってはZARDの坂井泉水さんが亡くなったという方が大ニュースで、今日は追悼のため(?)仕事しながら聞いていたのは全てZARDの曲。ご冥福をお祈りします。
全部入り携帯電話である W52T は、当然のようにデジカメ機能も有しています。スペックだけなら、少し前のコンパクトデジカメ並みで、
- 有効画素数324万画素
- 画像サイズ:120x160(フォトメールサイズ)〜2,048x1,536(QXGAサイズ)
- デジタルズーム機能:12.8倍(フォトメールサイズ)〜等倍のみ(QXGAサイズ)
- AF機能、露出補正(13段階)
- ホワイトバランス調整、自動補正
- 手振れ補正機能
- 撮影シーンモード12種類
- 連写モード
などなど・・・光学ズーム機能とかストロボが無いくらいで、生意気にも手振れ補正機能まで付いているという立派なモンです。その画質は、縮小してホームページに張り付けるくらいの用途には充分なように感じますが、他のデジカメと比べたらどうなのでしょう?
縮小するとアラが目立たなくなるものですが、そのままの大きさで見ると色々と欠点が見えてきます。W52Tで撮った写真を等倍で見たのがコレで、
やはり輪郭にジャギー、輪郭強調の跡や、JPEG圧縮によるような不自然なノイズが見えますね。晴天の屋外で撮っているにも関わらずノイズも少し多いようで、これが光量が少ない室内になると更にノイズが増え、発色も悪くなってきます。撮像素子の感度、性能もあるでしょうが、画像処理にも不慣れみたいな感じを受けますねぇ。まぁ600万、1,000万画素の IXY Digital、D200 などと比べるのは酷ってモンではありますが、画質的にはかなり劣ると言わざるを得ないでしょう。
と言うわけで、ワタシにとって携帯電話のデジカメ機能はオマケ程度ですかねぇ。まぁ携帯電話を携帯している時間より IXY Digital+iPod shuffle を携帯している時間の方が長いのだから、そう思ってしまうのも仕方ないよねぇ。
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