XJR400R ドライブチェーン整備
やっと雨が上がりましたよ
メンテナンススタンドも届いたことだし、やっと雨も上がったので XJR400R の整備をしましょう。今日はドライブチェーンの清掃、給油、張り具合調整です。
サービスマニュアルによると、
●このモーターサイクルにはサイドプレートの間に小さいゴムのOリングのあるシールチェーンを使用しているので、スチーム洗浄、高圧洗浄、シンナー、ガソリンなどの揮発性溶剤、ワイヤーブラシを使用しての洗浄は行わない。そのため、ドライブチェーンの洗浄には洗油のみ使用する。ドライブチェーンを乾燥させた後、エンジンオイルあるいはシールチェーン用のチェーン潤滑剤で潤滑する。
●市販スプレータイプの一般潤滑剤は使用しないこと。
とあります。
で、用意したのはシールチェーン対応のチェーンクリーナーと、チェーンルブ(潤滑剤)。チェーンの乾燥を待つ間に車体を掃除するためのクリーナーやワックス入り洗剤、それにボロ布を何枚か。
スタンドで持ち上げる前に、先ずは説明書の指示に従ってフロントブレーキをロックしておきます。これで前へ飛び出してバイクがパッタンなんて事は無いでしょ。
リアスイングアームの幅に合わせてL受けの位置を調整、ゆっくりバイクを垂直に起してスタンドをアームの下に入れた後、足で踏んづけて持ち上げます。う〜む、最初バイクはサイドスタンドで斜めに立っているので、なかなか左右の同じ位置にL受けが来てくれませんね。説明書に作業は二人でやるようにと指示されていますが、確かに二人の方がスムーズに出来そう。でも何度かやっているうち慣れてきましたし、一人でも全然大丈夫でした。
ドライブチェーンは既に真っ黒で、グリスが相当汚れを吸っているようでした。チェーンクリーナーをボロ布にしみ込ませて古いグリスと一緒に汚れを取り去ってやります。汚れがひどい部分にはクリーナーを直接吹き付けて拭き取りました。このくらい綺麗になればいいかな?
乾燥させた後、チェーンルブをチェーン内側から吹き付けます。外側に吹き付けると遠心力で飛び散るばかりでチェーン稼動部に入って行ってくれないからです。余分なグリスを軽く拭き取って清掃、給油は完了。
チェーンルブは前のCB400SFから使っていた、フッ素樹脂入りと言う白い色したものなんですが、今回で丁度使い切ってしまいました。また買っておかなければね。
この後、スタンドを外してチェーンの張り具合を調整、本日の作業おしまい。
やっと雨があがったは良いけど、すごく湿度が高くて蒸し暑いよ。走れば少しは涼しいかな?
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