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NETGEAR ReadyNAS RN10200のHDD交換

2TB×2でRAID-1(X-RAID)構成にした


 Time Machine用に使っていた2TBのHDD。最近 Read/Write性能が不安定になっていた事は昨日書いたとおり。そこで Time Machineでバックアップした物を別のHDDに移してから、一晩かけて全セクタのゼロ消去を行った。これで不良セクタが代替される事を期待したのだけど、S.M.A.R.T.情報では相変わらず不良セクタは0のままだった。これで一安心と思って良いのか、それとも別の原因があるのか。例えばヘッドのサーボが不調になっているとか、制御基盤の方に不具合が生じているとか・・・

 ゼロ消去が完了した後にベンチマークで性能を測ってみたけど、この時は普通に性能が出ていた。ある程度使用するとRead/Writeが不安定なセクタ領域に当るのかもしれない。

 Time Machineのバックアップは別のHDDに移したので、残ったのはマッサラになり、S.M.A.R.T.情報に異常はないが、いつ性能低下病が再発するかわからない2TBのHDD。これをどう使おうかと考えた結果、Mac Proから引き抜いてReadyNAS RN10200で使うことにした。
 現在ReadyNAS RN10200は1.5TB+2TBでRAID-1(X-RAID)を構成している。2つのHDDの容量が同じでない場合、少ない方の容量になるので 500GBが使われないままになっている。これは勿体無い。また1.5TBのHDDは、以前RAID-1を組んでいたのだが相方が故障、生き残った片割れなのだが、不良セクタが110発生している。最近は不良セクタが増えなくなったのだが、RN10200に組み込んだ時には徐々に増加していたという怪しげなHDDなのだ。どうせ怪しげなHDDを使うのなら、2TBで容量を揃えてやろうと思った次第。

 問題は使った事があるフォーマット済みのHDDをRN10200に組み込む時はどうすれば良いかだ。ハードウェアマニュアルによると、再フォーマットする必要があり、そのためには「工場出荷状態へリセット」する事になるようだ。要するにRN10200に保存してあるデータは全て消えるという事だ。
 データが消えるのだから、先ずバックアップしてからHDDを交換、再フォーマットしてバックアップから書き戻すという事になる。こんなに手間をかけていられない。何とかして交換するHDDは未使用のHDDであるとRN10200を騙せれば良いはずだ。

 試してみたところ、単にHDDのパーティションを削除しただけではダメだった。少々乱暴な方法だが、ディスクユーティリティで全セクタのゼロ消去を行い、その途中で強制終了させることで未使用であると騙せるHDDになる事が分かった。ゼロ消去は1分程度も行えば充分で、おそらくパーティションマップ等の領域が消えてしまえば良いのだろう。

 HDDを交換するとRAIDの再構築が始まる。再構築中はステータスが劣化と表示されるが、再構築中も普通に使用することができた。

 再構築には2TBの場合で5〜6時間程度かかるようだ。再構築中に速度低下病が発生しなければ、そろそろ終わっているはずだが、さてどうだろう・・・


 RAIDの再構築が始まってから8時間ほどになるけど、まだ再構築が終わってな〜い。現在96%程度で、あと30分ほどかかると言っている。やはり速度低下病が起きているのかなぁ。結局、再構築は8時間30分ほどかかって完了。容量も2TBに拡張された。(厳密に言えば、ファームウェアである組み込み用Debian Linuxやスワップ等、何やかんだで容量を喰われるために、データ保存に使える容量は1.76TBになった。)


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