LS Mini にプリセットされていない機器のリモコン(シーリングライト)を登録
シーリングライトのリモコンについてはLED製品だけの様子
LS Mini では主要なメーカー、製品のリモコンの信号が用意(プリセット)されていて、デバイスを追加する際にリモコンの電源ボタンを押したりメーカー名から選ぶだけで、そのリモコンの殆どの機能が使えるようになります。これは便利な機能なのですが、用意されていない機器のリモコンを登録しようとすると少し面倒なことになります。
照明器具(ライト)についても、幾つかのメーカー、機器のリモコンが用意されているのですが、基本的にLEDを使っている最近の製品ばかりのようです。ウチのシーリングライトはLEDではなく蛍光灯(FHC)なのですが、一応こんなリモコンが付いていて、点灯したり消したり、調光(一段階だけ少し照度を下げた点灯)ができます。これを LS Mini に追加してみました。
エアコンの時と同じように、アプリの「デバイス」で追加して行きます。今回は「ライト」の「シーリングライト」を選択。
ライトの場合はリモコンの電源ボタンを押して機器を認識させることはできないようで、メーカー名による指定になりました。ウチのはNEC製なので「Nec」を選択。幾つかの機器が表示されましたが、どれもLEDシーリングライトのようです。その中で一番基本的そうな「Digital sequential tone CH1」(CH1, CH2は自分のリモコン設定に合わせる)を選択。
リモコンは多段階の照度、色合いの調整ができる製品を前程にしているようです。ウチのは照度は全点灯と調光の2段階なので「明るさの度合い」は2を、色合いは調整できないので「色の度合い」は5を選べば良いようです。カラースケールはどうせ調整できないので適当に選んで「次へ」をタップ。
これでリモコンが正常に動作するか試します。消灯、全灯、常夜灯は正常に動作しましたが、照度を調整する「明るく」と「暗く」のボタンは動作しませんでした。まぁ、そもそもウチのは照度調整ではなく全点灯か少し暗い点灯ですから無理もないでしょう。
取りあえずテストは「OK」にした後、デバイス名を入力してリモコンを登録してしまいます。その後、登録したリモコンを開いて右上にある「編集」をタップすると、リモコンのボタンに信号を学習させることができるようになります。そこで、「明るく」ボタンには全点灯の信号を、「暗く」ボタンには調光の信号を学習させようと思います。編集モードにすると、リモコンの信号を学習して上書きする方法(キーペアリングと言うらしい)が表示されます。
「明るく」または「暗く」をタップすると、LS Mini 本体内部にあるLEDが赤く点灯します(上側は半透明のプラスチックなんですね)。「ペア」をタップしてから、リモコンを LS Mini に向けて学習させたいボタンを一度だけ押して、リモコン信号が認識、学習されるまで暫く待ちます。
リモコン信号がうまく認識されなかった場合は左のようになります。この場合、もう一度同じ操作をして学習させます。結構失敗する確率が高いので、根気よくやりましょう。コツは、学習させたいリモコンのボタンを「一度だけ」押すことのようです。自分では一度だけ押したつもりでも、リモコンにとってはそこそこ長い時間だと認識するようで、押されていたあいだ繰り返し信号を出していることがあります。LS Mini は繰り返しの信号の認識は苦手のようで、一回だけ信号が出るよう短くボタンを押すようにすると認識されるようです。
正常に信号が認識されると、右のようになって学習した信号で上書きされます。
これでウチのシーリングライトもアプリから操作できるようになりました。また、Amazon Alexaアプリでスマートホームのデバイスとして追加できるようになりますので、Echoから音声による制御もできるようになります。
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