4Kディスプレイ(LG製27UL500-W)に買い替えました
参照:LG 27UL500-W
Apple Cinemaディスプレイが調子悪くなったので
最近 Apple Cinemaが不調です。症状は室温が低い時の起動時に画面が映らず、点いたり消えたりを数分間繰り返すというものです。Mac起動時にOptionキーを押しっぱなしにして起動ディスクを選ぶ画面を表示させ、画面の点滅が治まるまで暫く待っていると、そのうち画面が点いた状態で落ち着くので、それから起動ディスクを選んで起動させるという毎日でした。暖かいと症状が出ないようですので、バックライトかインバーター辺りかなぁ?という感じです。
それ以外にも液晶焼けと言うのか、白いウィンドウを暫く表示させていると暫く薄っすら跡が残ったり、非点灯のドットが2個、3個と出来てきたりで、さすがに14年も使えば寿命かなぁ〜。
ディスプレイが映らなくて仕事ができなくなっては困るので、完全に壊れる前に買い替えることにしました。今では液晶ディスプレイも随分安価になりまして、4Kディスプレイがかなり安く購入できます。しかし、メーカーや画面サイズなどで、ディスプレイ選びは随分悩みました。
解像度は4Kとして、サイズは現在の設置幅に納まる27インチに決定。液晶駆動方式は趣味で写真をやるので、視野角の広さ、色の正確性などからIPS方式の一択。HDR(High Dynamic Range)機能はあった方が良いものの、オマケ程度のHDR機能だと黒ツブレや白トビが起きたり色域が狭くなったりするようなので、それよりは色域と階調の広さの方を重視したい。
メーカーは色々あるけど、液晶パネルの供給元はどこもLGじゃないかな?となると、あとは値段(コストパフォーマンス)ですかね。
選択したのはサイバーマンデーセールで安くなっていたLGモニター ディスプレイ 27UL500-W 27インチ/4K/HDR(標準輝度:300cd/)/IPS非光沢でした。結局は値段に負けたってコトで(^^;)。
スペックは極めて標準的ですが、4K, IPS, 表示色10.7億色(10bitカラー), HDR10と望んだ機能は一応ありますが、色域はsRGBカバー率98%なのでちょっと不満。輝度は300cd/屬覆里任垢、まぁ明るいこと。精彩感はさすが4Kと言ったところですが、27インチで3840×2160の解像度で表示させたら文字が小さ過ぎて使えたモンじゃありません。現在は2560×1440で使用していますが、変にボケた感じにはならず、この辺りは macOSがうまく Retina処理してくれているようです(*1)。ただ、古いアプリでは文字にジャギーが見られ、若干汚い感じになるものもあります。
色域以外の難点は、スタンドに高さ調整機能が無い(角度調整のみ)くらいでしょうか。
セール価格とは言え、この性能のモニタが3諭吉って激安ですね。
備考(*1):ただし、この解像度で表示するにはグラフィックボードをAMD Radeon RX560にする必要がありました。
MacのEFIファームウェアを持っているAMD Radeon HD 6870, nVidia GeForce GTX680ともに1K(1920×1080)でしか表示できませんでした。nVidia GeForce GTX680は4K出力できると思っていたのですが、4Kに拡大する際にRetina処理できるだけのようです。AMD Radeon HD 6870はそれさえできないので、何だかぼやけた感じの表示になります。
2020.01.18追記
その後、nVidia GeForce GTX680はHDMIのときは疑似低解像度1K(1920×1080)が限度だが、DisplayPortケーブルで接続すれば4K解像度で表示できる事が判りました。
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