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MacBook Pro 2017 13インチ(中古)を買いました
中古とは言え、程度の良いジャンク品かもしれない
Mac Pro Early 2008を何とか Mojaveまで使い続けてきましたが、そろそろ限界が見えてきたこともあり、当分の間は現役で使えるMacが欲しいなぁと思っていたのです。とは言え、現行のMacはどれも高価でなかなか手が出ません。で、最近はヤフオクで程度の良い中古やジャンク品を物色していたのであります。
その中で目をつけたのがコレ。MacBook Pro 2017 13インチ、スペースグレイ、Touch BarなしのUSキーボードです。外見はとても綺麗です。そりゃ目を凝らしてアラ探しすれば一つや二つの傷は見つかりますが、この程度なら極上品の部類かと。落札価格もそれなりだったのですが、この年式のMacBook Proにしては格安でした。
と言うのも、いくつか問題がありまして・・・
- キーボードの不具合
この時代のMacBook Proには、極めて評判の悪いバタフライキーボード(第二世代)が採用されていました。このMacBook Pro 2017のバタフライキーボードにも不具合が発生していて、Cキーはキートップ上側が常に沈み込んでいる状態になっているため、キーの上側を押下すると打鍵が認識されませんで、下側を押下すれば、かろうじて認識されるという状態です。
Ｃキー以外にも幾つか反応が悪くて打鍵を取りこぼすキーがあるのですが、こちらは症状が一定せず稀に発生するので、自分が打ち間違えたのと区別がつかず、ストレスだけが溜るので尚更始末が悪いです。
- バッテリーを認識していない
内蔵バッテリーが認識されてなく、ACアダプタを接続しなければ使えない状態です。バッテリーが寿命なのか、バッテリーの充電制御マイコン、その他の不具合なのかは不明です。
- トラックパッドが認識されない
トラックバッドが認識されていないようで、システム環境設定にトラックパッドの設定が出て来なくて、延々トラックパッドを探し続けます。ただトラックパッドとしては動作しており、マウスカーソルの移動、タップは問題ありません。このトラックパッドは機械式スイッチではなく、Tapticエンジンなのですが、きちんとクリック感がフィードバックされて来ます。何とも不思議な症状ですが、バッテリーが膨張している等の不具合が起きていてトラックパッドに影響しているのかもしれません。
- 液晶パネル表面にキートップの跡状のコーティング剥がれ
液晶パネルには保護シートが貼られていたのですが、これを剥がしてみたところ液晶パネルの表面にキートップが接触したような跡が残っていました。この跡はクリーニングクロス等で拭いても落ちず、コーティング剥がれと思われます。
中身は少々難ありのジャンクかな〜って感じです。
ただ幸いな（？）事に、バタフライキーボードの欠陥はアップルも認めており、無償の修理プログラムが行われていますので、すぐに修理を依頼しました。
バタフライキーボードを交換修理する際にはトップパネル一式のアッセンブル交換になるらしく、バッテリーもトップパネルに接着されているため一緒に交換されるという話です。この際にトラックパッドも一緒に交換されれば、無償で不具合が一掃される事になる訳です。
また、液晶パネル表面のコーティング剥がれも（公にはなっていないものの）同様に無償修理の対象になっているようなので、こちらも無償で交換してもらえる可能性があります。
これら無償修理で新品同様になって返って来るのであれば、少々高い落札価格でも結果的にはお買い得になるのでは？と期待しているわけですが・・・乞うご期待ってところですかね。
ちなみにアップルサポートに修理依頼した際には、バッテリーは有償交換になる可能性があると言われました。MacBook Proのバッテリー交換っていくらするんでしょうね？（税抜き19,800 円だそうです）
[参考]
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