今度は台所の混合水栓から水漏れ発生
参照:SANEI株式会社
今年は水まわりのトラブルが多いなぁ
エコキュートに続いて、今度はキッチンの混合水栓から水が漏れるようになってしまいました。原因箇所は、
この→辺り。スパウトって言うらしいのだけど、ワンホール混合水栓の吐水口で、根元の円筒との溶接部にピンホールが空いてしまい、水が勢い良くピューッと吹き出るようになってしまったのです。応急措置としてブチルゴムテープを巻き付けたのですが、こんなものでは水圧を抑えきれず、水漏れを完全に止めることはできませんでした。
この混合水栓はTOTO製のTKG31UPV50という製品で、TOTOがSUNWAVEのシステムキッチン用に提供したものらしいです。TOTOのTKG31型と同じ物だと思われます。
最初、スパウト部分だけを交換すれば良いかな?と思ったのですが、交換部品がなかなか見つからず、やっと見つけた物も¥8,500以上していました。予防整備的に中のカートリッジ(THY582N)やパッキン類も一緒に交換しようと思うと、カートリッジだけでも¥5,000程するので、合わせれば新品が買える金額になってしまいます。それなら、いっそ新品に交換って事になりました。
交換用に購入したのはSANEIのK87111EBTJV-13。選んだ理由は、
- スパウトの吐水口を今までより高くしたい(背の高い鍋などを洗いやすくするため)
- 将来的に食器洗い乾燥機を取り付けられるよう、分岐水栓を取り付けられるものにしたい
という要望に沿った製品を探した結果です。価格もまぁまぁリーズナブルでしたしね。
交換するには先ず古い混合水栓を取り外さなければなりません。このTKG31型水栓は上面施工という方法で取り付ける製品で、外すためには先ず座金から水栓本体を分離して上に引き抜く必要があります。座金の裏側に丸い穴が空いているのですが、穴の奥に固定ネジがあるかと思いきや何もありません。最初この部分の外し方が分からず難儀したのですが、正解は座金部分を穴が正面に来るよう回すと、その奥に固定ネジが現れるという仕組みでした。座金部分を回すには少々力が要り、回すための専用工具も売っているようです。ただ、この先使う機会なんかそうそう無い工具なんで、買うのもばからしいですよね。ワタシはプライヤーの挟み口を穴に引っかけるようにして強引に回しました。
固定ネジを六角レンチで外せば、座金から水栓本体を引き抜けるようになります。
古い混合水栓が外れたら、新しい水栓をサクッと取り付けて、と思ったら・・・
まさかのホース届かねぇ〜!ホースの長さが5cm以上足りないよ。
多くの混合水栓の交換に対応できるような製品にすべきだろうに、TOTO製に比べて5cm以上ホースが短いってどういうことですか?SANEIさん。
仕方がないので、ホームセンターでステンレス製のフレキホース、平行ニップルとパッキンを買ってきて、
こんな風に仕上げました。本当は10cmのフレキホースが欲しかったのだけど一番短いヤツで15cmだったので、途中で曲げています。ちょっと格好悪いけど、まぁ仕方ないね。どうせ流しの下で目に付かない場所だから良しとしましょう。
ということで、キッチンの混合水栓が新品になりました。交換の際にシンク周りを掃除したので綺麗になって気分いいです。
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