バイクにドラレコ(LT-300W)を取り付けた、その後のその後の話(悪あがき1)
フロントカメラを耐震ジェルを使って取り付けてみた
バイク用ドラレコ LANCERTECH製LT-300Wのフロントカメラの画質が異常に悪い件でサポートセンターと色々やりとりしているが、こちらでも何かできる対策はないか考えてみた。先ず考えに浮かんだのがフロントカメラの取り付け方法。あまりにも金具&ボルトでガッチリと車体に固定したために、エンジンや路面からの微震動がダイレクトにカメラに伝わってしまって非常に動きの激しい映像となり、本体側の処理が追い付かないのではないか?と言うことだ。
実際、左右のバックミラーを良く見てみると、走行中は常に細かく振動していて像がブレて見える。これと同じ振動がフロントカメラにも伝わっている筈なのだ。であれば、フロントカメラに制震対策を施せば画質が改善される可能性がある。
と言うことで、バイク用ドラレコLT-300Wのフロントカメラ画質改善の悪あがき・その1。制震となれば耐震用の家具転倒防止ジェルマットだ!地震大国日本では百均で購入できる。粘着力も強力なので、ドラレコのカメラを貼り付けるくらいは造作もないが、流石に屋外での使用は想定されていないだろう。まぁ、今回はお試しという事で、剥がれてきたら改めて耐水両面テープを使って貼り直せば良いだろう。
せっかくステンレスの六角穴ボルトで綺麗に固定したカメラだが、ボルトは外して耐震ジェルマットを使って貼り付けた。青色の耐震ジェルマットのため見た目は多少悪くなったが、まぁ仕方ないと諦めよう。値段は少し高くなるが、透明や黒色の耐震ジェルマットもあるので、効果が認められたらそれらに変えても良いだろう。
さて、肝心の効果だが、以前のように画面全体がウネウネ波打つような現象はだいぶ抑えられたように思う。今日取った映像が以下だ。
画面がウネウネ波打つ現象はほぼ見られないが、まだコマ飛びが頻発しており走行速度が速く感じられたり急加速しているように感じられる映像になっている。映像では登り坂の手前頃から速度が速くなり、メッチャ凄いスピードでコーナーを曲がって行っているように見えるけど、こんなコーナリングテクなんぞ無いですからね。加えて、トンネルなんて殆どワープ状態だもの。明暗順応性能も酷いものだ。ブロックノイズも酷くて、右下のタイムスタンプが判らなくなる現象も相変らずだ。
と言うことで、一定の効果はあったものの、まだ万一の際の証拠映像とできるレベルとは言い難いね。やはりH.264エンコード時に画像圧縮しすぎで、処理が追い付いていないような感触なのだが・・・であれば、ファームウェアアップデート(あるのか?)や、もっと書き込み性能が高いMicro SDカードを使えば改善されるだろうか?LANCERTECHサービスセンターは交換用のMicro SDカードを送ったと言っているので、それが届いてから考えますか。
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