Twilioのアカウントを取得してみました(1)
参照:Twilio
Alexa(amazon Echo)に電話をかけさせてみたいので
Alexa(amazon Echo)で電話をかけるスキルを作成する目的で、Twilioのアカウントをとってみました(と言っても、まだトライアル期間なので無料だけど)。
Twilioとは、簡単に言えば電話のAPI(Application Programming Interface)を提供するサービスで、Webなどから電話をかけたり受けたりSMSを送受信することができるようになります。逆に言えば、提供されるのはAPIだけなので、Twilio単体では何もできません。APIを使用した何らかのWebアプリやサービスをプログラミングする必要があります。ASCII.jp:たった4行で電話が作れるAPI「Twilio」とは?の紹介記事が分かりやすくて良いかと。
このTwilioのAPIをAlexaスキルから使用して、音声だけで電話をかける事ができないかなぁと思ってしまいまして、先ずは Twilioのアカウントを取得することにしました。
Twilioのホームページはこんな感じ。
右上の「サインアップ」が新規にアカウントを登録するボタンなので、これをクリック。すると、
このような画面がポップアップしますので、利用規約とプライバシーポリシーに同意するとチェックを入れて「同意してサインアップ」をクリック。
次はユーザー情報を入力して行きます。氏名、メールアドレス、パスワードなどを入力します。利用するサービスや利用言語は、Alexaから使うことを想定して設定しました。「私はロボットではありません」にチェックを入れ(いくつかの画像が表示され、条件にあったタイルをクリックするなどテストされます)、「はじめる」ボタンをクリック。
次は、アカウント作成の確認としてSMS(ショートメール)を受けることができる携帯の電話番号を入力します。ここでは国際電話番号で +81(日本の番号)に続ける形で電話番号を入力しますので、電話番号の先頭の「0」を除いた番号にします。自分の携帯番号は「090」で始まるので「90」から入力しています。
「Verify via SMS」ボタンをクリックすると、携帯にショートメールが送られて来ますので、迷惑メールフィルターで海外からのメールをブロックしているような場合には事前にフィルターを解除しておく必要があります。SMSで認証コードが送られて来ますので、それを入力すれば認証は完了。このときに使用した携帯の電話番号は、検証済み電話番号として自動的に登録されます。
無事にアカウントが作成されると、このようなダッシュボードが表示されます。今は無料アカウントであることを示す trial と表示されており、無料アカウントでは色々な制限がかかっています。アップグレードしてクレジットカード情報を登録するかPayPalで支払うようにすると制限なく使用できるようになるのですが、当然課金が発生します(*1)。課金には電話番号の費用、通話料や通話録音料などがありまして、そんなに高くはないのですが・・・塵も積もれば何とらやです。料金表はこちらです。
例えば、電話番号は月額108円ですが、使っても使わなくても毎月108円が課金されます。年額にすると1,296円になります。通話は秒単位で積算されるようで、携帯へは1分あたり16.2円です。有料アカウントへアップグレードするのは、これだけ支払ってもいいと思えるようなAlexaスキルができてからにしましょうかね。
[続く]
(*1):有料アカウントにアップグレードした段階で、先ず2,000円分のポイントを購入することになります。その際、ポイントの残高が1,000円未満になるとオートチャージするか、ポイントを使い切る前にチャージする(しない場合は、ポイントを使い切ってアカウント失効)を選ぶ必要があります。
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