UIM-1.4.1
参照:UIM
UIM 1.4.1 がリリースになっていたので
UIM の Ver.1.4.1 が 3/15 にリリースになっていたので、ビルドしてみた。
UIM とはUNIX, X-Window の多言語入力メソッドフレームワークで、様々な日本語かな漢字変換入力エンジン(anthy, PRIME, SKKなど)のみならず、韓国語、中国語など他の言語を入力するための各種FEPと、アプリケーションの間を仲介するライブラリのことだ。今では多くのアプリが UIM による入力をサポートし、このフレームワークを利用して文字入力を実現させている(と思う)。
1、2ヶ月くらい前に UIM 1.4.0 がリリースになっていたのだが、実はこのバージョンには若干問題があったのではないかと思う。私の環境ではコンパイル中に g++ がスタックオーバフローを起してしまってビルドが失敗していた。今度のバージョンではこの問題が起きなくなったようだ。
以前と同じように configure, make。問題なくビルドできたようなので早速インストール。動作確認したところ、またも非互換を作り込んでくれたようで、UIMを用いたアプリ起動時にスクリプトエラーが出る。どうやら Ver.1.4系へのバージョンアップ時にまたも何かのスクリプトの手続き名を変更したのではないかな。前にも同じ問題があったので深く考えずにアプリ側を再ビルド。やはりこれで問題が解消される事を確認。
う〜む、普通マイナーバージョンアップではこんな非互換は作り込まないようにするもんだと思うのだけど。
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