macOS Sierra では Adobe CS が動作しない件(2)
参照:Installing Creative Suite on macOS 10.12 (Sierra)
CSのインストーラーにも問題が起きるそうです
macOS 10.12 Sierra では Java 6 がデサポートになったため、Adobe CSシリーズが動作しなくなってしまいました。しかし、実際には Java 6 は使われておらず、起動時の Java 6 の有無のチェックのみだったため、非公式の裏技を使うことで回避可能という事は以前に書いたとおりです。
それ以外に Sierra では Adobe CS のインストーラーが動作せず、新規インストールできないという問題があるとのことです。しかし、これにも回避策があり、こちらにその方法が解説されています。と言うわけで試してみたところ、ワタシの Sierra でも Adobe Illustrator CS6 を新規インストールしようとしてみたら同じ問題が発生しました。(Java 6の回避策は実施済みです。)
これがインストーラーを起動させると表示されるエラーダイアログ。Adobe Support Advisor を使って問題点を調べろとの事ですが、現在 Adobe Support Advisor は配布されていないので、ダウンロードしようとしても無駄です。終了ボタンをクリックしてインストーラーを終了させる以外に手段なし。
そこで、先のホームページにあった回避策を試してみます。
CS6のインストーラーを右クリックし、「パッケージの内容を表示」を選択してパッケージの中身を表示させます。
次に「Contents」→「MacOS」とフォルダの中に入って行き、「Install」をダブルクリックします。
警告はさくっと無視して「開く」をクリック。すると、ターミナルが起動し、そこでインストーラーがキックされ、
今度は正常にインストーラーの初期化が行われ、その後正常にインストーラーが起動します。
インストーラー起動時にも何か余計なチェックをしているのかもしれませんね。
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