Adobe DNG Converter and Camera Raw 3.7 update
参照:Adobe Camera Raw and DNG Converter for Macintosh
Camera RAW 3.7 にアップデートすると
ニコンPictureProject Ver. 1.7.5の "Nikon NEF Plug-in" によって上書きされたとの警告された Adobe の "Camera Raw" だけど、ニコンの "Nikon NEF Plug-in" と Adobe の "Camera Raw" ではインストールパスが異なっており、実際に上書きされたわけではない。
- Nikon NEF Plug-in :
"/アプリケーション/Adobe Photoshop Elements 4.0/Plug-Ins/File Formats/Nikon NEF LE Plugin"
- Adobe Camera Raw :
"/ライブラリ/Application Support/Adobe/Plug-Ins/CS2/File Formats/Camera Raw.plugin"
と言う具合だ。単に "/アプリケーション/Adobe Photoshop Elements 4.0/Plug-Ins/File Formats/" の方が優先使用されると言うことで「上書きされた」と警告が出ただけのようだ。
さて、Nikon NEF Plug-in を削除したので、無事以前と同じように RAWファイル読み込みができるようになったと思ったら、まだ何となく違和感を感じる。よくよく見ると、
パラメタ調整のスライダー周りの様子が変わっている。全部のスライダーを "自動補正"、"初期設定" にするためのアンカーが置かれているのだ。ここ、以前は
という具合に、各スライダーに自動補正するためのボタンが配置されていた。パラメタ毎に自動補正する/しないという選択ができていたところ、全パラメタを一括して自動補正する/しないという設定方法に変わっているわけだ。
このように変わった訳は 2/18 にリリースされた "Adobe DNG Converter and Camera Raw 3.7 update" をインストールしたためだ。Adobe の Camera Raw が 3.6 から 3.7 になった際に仕様変更されたようだ。
どちらの操作方法が好みか?ワタシ個人的にはパラメタ毎の自動補正オン/オフが設定できる以前のものの方が好きだな。RAWの読み込みをする際には色々と試行錯誤するので、今調整しているパラメタだけをワンクリックで自動補正状態、すなはち元の状態に戻せる方が便利だと思うからだ。
と言うわけで、1世代古い Adobe Camera Raw 3.6 のものに戻すことにした。これから Camera Raw アップデータが出た時には気をつけなければね。
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