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NETGEAR ReadyNAS RN10200(8)

ReadyNAS RN10200をクラウド化


 昨夜は中途覚醒は1回だけ。その後も朝まで眠れました。毎日できるだけ規則正しく過ごしているつもりなのだけど、こうも日によって違うのは何故なんだろう。


 最近のNASはどこの製品でもクラウド化機能がついているのが当たり前。このNETGEAR ReadyNAS RN10200も、低価格にもかかわらずクラウド化機能を持っています。クラウド化とは NASの機能をLAN内からだけでなく、インターネット経由で何処からでも利用できるようにする事。この RN10200 は設定も簡単で、短時間で自分のNASでクラウドを構築できます。ただ、ユーザ管理など、ちょっと癖があって理解するまで苦労しました。

 これは既に ReadyCLOUD機能が有効になっている画面だけど、ReadyNAS RN10200をクラウド化するには、基本的に管理Webの[クラウド]タブをクリックして [ReadyCLOUD]機能を有効化(ON)するだけ。初回セットアップの時に有効化しておくことも出来るのですが、ワタシは初回セットアップ時にはReadyCLOUD機能の設定をスキップしたので、ここからスタートするのです。

 ReadyCLOUDをONにするとNETGEARのURL "https://readycloud.netgear.com/" のホームページに移ります。これ初回セットアップ時「先ずこのURLにアクセスしなさい」って書かれてあったページだね。ここで[検出]ボタンをクリックすれば自分のNASが見つかる筈だったのだけど全然見つけてくれなかった、あのページだ。ここが NETGEAR の ReadyCLOUDポータルサイトになっているらしい。
 ここで右上の[サインイン]をクリックするとユーザー名、パスワードを訊いてくる。これに NASに登録してあるユーザー名、パスワードを入力してもダメ。この NETGEAR ReadyNAS の場合、LAN内から接続するユーザーとクラウド経由で接続するユーザーは厳密に分けられているんだ。LAN内から接続するユーザーのことは普通にユーザーって言っている(マニュアル上にはローカルユーザーと書かれている)けど、クラウド経由で接続するユーザーのことはクラウドユーザーって言う。
 クラウドユーザーは1つも無い状態なので、先ずは「アカウントの作成」をしなければならない。

 アカウントの作成画面はこんな。ここで注意することが幾つかあった。

  1. アカウント名には、既にNASに登録してあるユーザー名と同じ名前は指定できない。これは先にも書いたとおり、LAN内から接続するユーザーとクラウドユーザーが分かれているためだと思う。
  2. 一番最初に登録するユーザーは、必ずクラウドの管理者ユーザーになるようだ。クラウドの管理者ユーザーは、
    • クラウドユーザの追加、削除(追加と言うより「招待」という言い方をしている。この辺りも馴染みがない考え方だったので少し悩んだ。これは後日に書くとしよう。)
    • クラウドユーザーの共有フォルダに対するアクセス権限の設定、管理
    という仕事をしなければならない。
  3. 名前、苗字には日本語は入れない事。入れても良いが、サインインした後のページに表示される名前が ?? ?? になるみたい。

これで[作成]をクリックすれば、自分のNASが ReadyCLOUDポータルサイトに登録されて作成されたアカウントと紐付けされる。また作成されたアカウントが自分のNASにクラウドユーザーとして登録される。これで設定は完了。ReadyCLOUDが有効になると、自動的に ReadyDROPと ReadyNAS Remoteも有効(ON)になる。

 アカウントを作成して "https://readycloud.netgear.com/" にサインインすると、自分のNASがWebのページに表示される。これで Webブラウザがあれば、何処からでも自分の NASにアクセスして NAS上のファイルを見たり、ファイルをアップロードしたりできる。つまりファイルサーバーとしての機能がクラウド化できたわけだね。と言ってもまだ最低限の機能だけど。(これは、[ダウンロード]のホームページで提供されているソフトをインストールすると、もっと便利になって来るのだけど、これも後日の話しにしよう。)
 クラウド化と言うと、ダイナミックDNS機能を使って自分の NASにドメイン名を付けるのかと思っていたのだけど(QNAPのNASはこの方法)、NETGEARはこれとは違う方法みたいだね。NETGEARではポータルサイトに NAS装置とアカウントを登録させて、ポータルサイト側で NAS装置とクライアントマシンをアカウントで結びつけているようなイメージかな。

 左ペインには共有フォルダが並んでいるが、もしかしたら赤い鍵のアイコンが付いているかもしれない。それはクラウドユーザーにアクセス権が設定されていないからだ。共有フォルダに対してクラウドユーザーのアクセス権を設定するのも、このWeb画面で行う。LAN内から NASの管理Webにログインして行おうとしても、クラウドユーザーについては共有フォルダのアクセス権は設定、変更は一切できなかった。この辺もLAN経由のユーザーとクラウドユーザーを厳密に分けるという考えの現われみたい。
 共有フォルダを右クリックすると表示される3つのボタンのうち[許可]をクリックすると、

こんな画面になって、クラウドユーザーのこの共有フォルダに対するアクセス権を設定、変更することができる。共有フォルダに赤い鍵のアイコンが付いている場合は自分のアカウントの欄のどのチェックボックスにもチェックが入っていない、すなはち何も読み書きできない状態と言うこと。リードオンリー、すなはちクラウド経由では読めれば良いと言うなら、リードオンリーのチェックボックスをクリックしてチェックを入れる。すると鍵のアイコンが黄色に変わる。クラウド経由でも読み書きしたい場合は、リード/ライトのチェックボックスにチェックを入れる。すると鍵アイコンは消える。
 こうしてクラウドユーザーも共有フォルダにアクセスできるようにしたら、クラウド化は完了だ。しかし、LAN内のユーザとクラウドユーザーのアクセス権の管理を全く別の Webページから行わなければならないというのは管理者としては面倒だなぁ。


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