Raspberry Pi B+ のIPアドレスを固定する
DHCPからIPアドレスを割り振られる設定では面倒なので
Raspberry PiをデスクトップPCのように使うのであれば、ルーターのDHCP機能でIPアドレスを割り振る設定でも問題ないのですが、ネットワーク経由でsshログインして使うというのであれば固定IPアドレスを割り当てておいた方が楽です。そこで次は Raspberry Pi のIPアドレスを固定する設定を行いました。
方法は、これもアチコチのホームページに紹介されているとおりです。
Debian系LinuxではIPアドレス設定は"/etc/network/interfaces" に記述するそうです。このへんはLinuxディストリビュートによって違うんですよね。とにかく以下のようにファイルを書き換えました。
auto lo
iface lo inet loopback
iface eth0 inet dhcp
〜略〜
|
と書いてあるところを、
auto lo
iface lo inet loopback
# iface eth0 inet dhcp
iface eth0 inet static
address 192.168.0.200
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.0.255
gateway 192.168.0.1
〜略〜
|
"iface eth0 inet dhcp" 行の先頭に #を付けてコメントアウトし、その後に固定IPアドレスの設定を記述しています。ここではIPアドレスを192.168.0.200 としていますが、自分のLAN環境に合わせてIPアドレス、サブネットマスク、ブロードキャストアドレス、ゲートウェイの値を変える必要があります。ファイルを編集し終わったら再起動させます。
再起動後、設定したIPアドレスにsshログインしてみます。問題なく接続できたら成功です。
また、このファイルには Wi-Fi接続の場合の設定も記述されているのですが、これについてはまた後日に。
ひとまず設定が完了したので、システムを最新化しておくことにします。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
|
2014-09-09版Raspbianですから、2ヵ月ほどの間に更新されたパッケージがど〜っとアップデートされました。アップデートが完了するまで30分近くかかったかな?
あと、
でファームウェア(カーネルや各種ドライバ類)のアップデートが出来ます。頻繁にやる必要はないけど、初回はやっておいた方が良いでしょうね。
|