ドライブレコーダー Transcend DrivePro 200 TS16GDP200A-J
参照:Transcend DrivePro 200
今年から遠距離車通勤になるので
期限切れになるポイントが残っていることや、会社の移転で今年の春から片道1時間かけての車通勤になりそうなこともあり、ドライブレコーダーを購入することにしました。購入したのは Transcend の Drive Pro 200 TS16GDP200A-J という製品です。
ドライブレコーダーを購入しようと思うと実に様々な製品があり、どれが良いのか本当に迷いました。購入にあたって考慮した点は、
- 実売価格は1万円前後
あまり安いのだと、いざという時にちゃんと録画されているか不安ですし、かと言ってあまり高いのは手が出ない・・・
- 書き換え可能回数が多い高耐久のSDカードを使用していること
ドライブレコーダーはMicro SDカードに画像を記録するのですが、容量が一杯になると古いものを消去して繰り返し録画していきます。そのため書き換え回数が非常に多く、一般的なSDカード(TLC)ではすぐに書き換え可能回数に達してしまう可能性が高いと思われます。(永久保証を謳っているSDカードでもドライブレコーダーで使用されていた場合は保証されないようです。)そこでドライブレコーダーの使用にも長期間耐える高耐久(MLC)のSDカードが付属している製品の方が良いだろうと考えました。
- 動作可能温度が高いこと
真夏の炎天下に駐車してある車内の温度は50〜70度にもなります。このような高温下でも壊れず、正常に動作してくれないとドライブレコーダーの意味がありません。
- 夜間や逆光でも綺麗に録画できること
長距離の車通勤になるため、夜間や日の出、日の入りの時間帯に走行することも多くなります。そんな条件下でも、綺麗に録画できるよう、開放F値が小さいレンズで HDR, WDR機能があることが重要です。
と言うことで選んだのが Transcend の DrivePro 200 TS16GDP200A-J です。理由は、値段がこなれてきており、実売価格は1万円ちょっと。ポイントを使えば1万円せず購入できました。また Transcend と言えば、多くのフラッシュメモリ製品を出しているメーカーで、ワタシは Raspberry Pi のSDカードにも良く使用しています。安価ながら永久保証で、二度ほどRMAで交換してもらいましたね。このドライブレコーダーには、その Transcend製のMLCタイプ 16GB高耐久Micro SDカードが付属しています。(MLCタイプは少々高価でして、これだけで実売価格で数千円します。ホームページによれば最大64GBのMicroSDカードまで使用可能ですが、64GBともなると実売価格5
〜6千円します。)残念ながら永久保証ではなく、本体とも2年保証です。
またWi-Fi機能があり、スマホの専用アプリで設定変更や画像を見ることができるという点にも魅かれました。
ただ、発注してから知ったのですが、この製品ちょっとした問題があるようです。それが日付、時刻の設定がリセットされてしまう問題。初期型は TS16GDP200-J という品番で、これは設定を保持するための電源にリチウムバッテリーではなく、スーパーキャパシティ(容量の大きいコンデンサ)を使用しているそうです。(理由は、高温になる車内でリチウムバッテリーが爆発するような事故を懸念してのことらしい。)そのため、日時の設定が3〜4日程度しかもたず、週末にときどき運転するだけのドライバーでは、運転前に日付、時刻を設定するか、Wi-FiでiPhone等の専用アプリと接続することで日時をiPhoneと同期する必要があるそうです。
ただ、今回購入した TS16GDP200A-J は後期型の改良版であるらしく、日時の設定も10日程度はもつようになっている(リチウムバッテリーを搭載している)という噂です。しかし、このことは説明書やメーカーのホームページの何処にも記載されてなく、実際にどの程度の期間保持されるのかについても、人によってバラつきが非常に多いという状態です。ここはもう人柱になる覚悟で、実際に試してみるしかないですね。
取り付けた日に30分ほど走行し、その後6日経った1/28の午前に車を使用した際には日時の設定は保持されていました。どうやら日時設定の保持期間については改善されている様子です。
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