鉛蓄電池サルフェーション除去装置
バイク(XJR400R)を冬眠させたので
年末寒波襲来!と言うことで、寒さ嫌いの根性なしバイカーは春までXJR400Rを冬眠させることにしました。数ヶ月間エンジンをかけずにいるとバッテリーが上がってダメになってしまうので、冬眠の間はバッテリーを下ろして充電器に繋ぎっぱなしにしておくようにしています。
今年は充電器に加えて、
鉛蓄電池自動サルフェーション除去装置なる物も繋げるようにしてみました。バッテリーの上に乗っている、3桁のLED表示が付いている黒い箱がソレです。どんな装置かと言うと、ちょっと高めのパルス状電圧を発生させて、鉛蓄電池の電極に付着した硫酸鉛を電気分解させるのだそうです。
鉛蓄電池は使用するにつれて電極に硫酸鉛が蓄積されていきます。この硫酸鉛のことをサルフェーションと呼びます。サルフェーションはできたばかりの頃は柔らかく、充電によって電気分解されるのですが、時間が経つと徐々に分子結合が強固になり硬質化します。特に放電状態が長いと、電気分解できなくなったサルフェーションが大量に蓄積されるようになります。こうなるとバッテリーは充電能力が弱くなり、バッテリー上がりが起きやすくなって、交換となります。
そこでパルス状の高電圧によってサルフェーションを強制的に電気分解してやり、充電能力が弱くなったバッテリーを復活させようというのが、この装置なんだそうです。
些か眉唾物な感じがしないでもありませんが、まぁ安い装置だしダメ元で試してみようと思った次第。バイク用のバッテリーでも5千円くらいはするし、最近の車で使われている急速充電対応のバッテリーでは2〜3万円するものも使われていますからね。これで少しでも寿命が伸びてくれるなら御の字です。
一応、チーチーという高周波音は聞こえますから何らかの動作はしている模様。さて効果ありますかどうか?
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