バイクにドラレコ(LT-300W)を取り付けた、その後の話(3)
LANCERTECHサービスセンターと色々やりとり中
LANCERTECHのサービスセンターは今のところきちんと機能しており、対応も悪くはない(日本語は多少怪しいが、意図が分からないといったレベルではない)。先ずは定形の応対なのだろうが、配線やSDカードに問題がないか、本体下側にあるMini USB端子から給電したらどうなるか、カメラを外した場合の動作はどうなるか等を確認して欲しい旨の返信があった。加えて、撮影した動画を提供して欲しいとの事だったので、こちらについては先行してDropboxを使って提供済みである。
で、本日から3連休。雨さえ降らなければ要求された確認作業ができようと言う事で、朝イチから作業開始!
先ずは、電源系統の配線から。これまでのやり取りで、バッテリーからの直接給電がなければ、日時などの設定が保存されず、電源断時の動画保存もできていない可能性があるという、ドラレコとしてはかなり致命的な構造欠陥があることが判明したため、バッテリー+に繋ぐ配線をACCからバッ直に変更。ACCへの接続は変更せず、エンジン始動とともに給電が開始されるメーター照明・灯火類のヒューズからの取り出しになっている。
ドラレコ本体の設定も変更し、駐車監視機能はオフで、自動シャットダウンは3分に設定。また、ループ録画の時間設定も5分から3分に短縮した。録画時間が短いと、ファイルの切れ目で数秒程度のコマ落ちが発生する可能性があるが、瞬時に給電が断たれるような事故を考えれば、まるまる最後の5分、10分が撮れていませんでしたよりはマシだろう。
加えて、解像度もデフォルトの1080pに戻した。今まで720pにしていたのは、カメラの解像度には全く期待してなく、動画ファイルのサイズを小さくして記録可能な時間を増やす方を重視したからだ。しかし、解像度を落とす処理を本体ソフトウェアで行っているのであれば、処理速度が追い付かなくてコマ落ちやブロックノイズを発生させる要因になりかねない。その結果、見るに耐えない証拠能力のない画像になったのでは意味がないが、カメラが送り出す解像度のまま記録するのであれば、劣化が抑えられる可能性がある。
次に製品に付属していたMicro SDカード(Netac製16GB)に交換。これはサービスセンターの確認要求に応えるためで、むしろTranscend製SDカード性能の方が高いだろうと思っているのだが、まぁ念のため。
と、まぁ上記以外にも前または後カメラを外してみたりと色々やってみたのだが、起動後数分で画面が消える症状は一向に直らず、フロントカメラの撮影画像については解像度を1080pに戻した効果か見るに耐えない程の酷いブロックノイズは改善されたものの、画面が波打ったりコマ落ちで早送りのようになったりする現象は相変らずだ。
参考までに、今日撮ったフロントカメラの撮影動画を以下に載せておく(車酔いに注意!)。ファイルサイズ縮小のため解像度を落としているが、画面が波打ったりコマ落ちで早送り状態になっている様子は判るだろう。速度80km/hか、それ以上出ているように感じるかもしれないが、それはコマ落ちによるもので実際は出ていても50km/h前後である。こんな動画品質では万一の際の証拠能力に乏しいことがお判り頂けるだろう。
|