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Alice in WonderLand

参照:Alice in WonderLand


土曜日に観てきたのです


 このところ見たい映画が目白押しなので、先の土曜日にも「アリス・イン・ワンダーランド」を観に行っていたのでした。(翌日曜は家でグダグダでしたけどね・・・(^^;))もちろん3Dです。

 ルイス・キャロルのアリスではなく、これはもうティム・バートンのアリスと言う作品になってましたね。
 大人になったアリスの話。子供の頃に行ったワンダーランドの事を、夢の中の話としてすっかり忘れていたんだけど、嫌々出たパーティーでプロポーズを受けるハメになって、そこから逃げ出して服を着たウサギを追いかけたら穴に落ち、以前行ったワンダーランドへ。そこは子供の頃にアリスが去った後、赤の女王が支配する世界になっていたという設定。

 評論では「3Dである必要もないのでは」という意見もありました。確かにティム・バートン監督の画創り、フレームワーク、色使いは3Dに馴染まないところもありますね。3Dにすると、どうしても輝度が落ちますので、暗い画が多くなりがちなティム・バートン監督作品には不利です。毒々しいほどの色使いも、スポイルされてしまいます。また、この監督さんは敢えて箱庭的な(狭い)空間で表現するんですよね。最後の方の戦闘シーンなんかチェス盤の上で繰り広げられているかのような描写をしています。当然、こんな表現も3Dに馴染みませんよね。
 また、字幕も手前に浮いて見えるため、どこに焦点を合わせて良いんだか分からず、眼が疲れました。
 とは言うものの、アチコチに監督自身が3D効果を楽しんでやろうという意図が感じられるシーンが散りばめられていて、それなりに楽しい3D映像になっていました。

 ストーリィや世界観も、なかなか良くできていて、ルイス・キャロルのアリスでもありつつ、独自の世界を創り出していたって感じかな。個人的には、もっとルイス・キャロル版アリスの世界観を強めてくれた方が嬉しいかな。この映画ではアリスとワンダーランドの住人達との会話が「噛み合い」すぎじゃないかな?マッド・ティーパーティも短いし、意味のない無茶苦茶な言葉遊びも無いものね。
 マッド・ハッター(キチガイ帽子屋)は、ともすれば主役を食ってしまう名優ジョニー・デップ。ルイス・キャロルのアリスとは違って、今回は非常に重要な役になってます。ただの帽子屋って言うわけじゃないし、けっこう強い。でもでも、今回の主役はしっかりアリスでしたね。アリス役の女の娘(ミア・ワシコウスカ)、素敵です。この娘には、あんなダサダサな貴族のボンボンとは、ぜ〜ったい結婚しないでほしいです(^^;)。


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