torne
参照:torne
PS3を地デジチューナー、HDDレコーダにする周辺機器
現在も品薄が続いているらしい torne(トルネ)。供給が潤沢なら実売 ¥9,000前後というところだろうが、店によってはメーカー希望小売価格を上回る値段で売られているところもあるそうな。それでも欲しいという人も多いという。それほど生産が追い付かない売れ行きなんだと。
加えて、6月には AVC圧縮による長時間録画モードや追いかけ再生などの新機能をオンラインアップデート(無償)によって提供することも発表された。ますます売り上げが加速しそうだ。
ところでワタシは地上波TVはあまり見ない。それでも少しは見る。その多くはベッドルームの液晶TVで、寝るときと朝起きたときだ。だが、ごく稀に二階リビングのプラズマTVでも地上波TVを見ることがある。このプラズマTVは専らPS3の映像ばかりを映している。PS3 を DVD/Blu-rayプレーヤ、メディアプレーヤとして使い、映画やスカパーHDの留守録を観ていることが殆どだからだ。そのため、いざ地上波TVを見ようとするときはプラズマTVとAVアンプの入力を切り替えなければならない。これが段々面倒臭くなってきた。
最近余計な出費を強いるパワーが働いている様子なので、良からぬ事で懐が痛む前に、欲しい物を買ってお金を吐き出しておこうと考えて、torne買ってしまった。ボチボチ品薄状態も解消されつつあるようで、実売価格がかなり下って来た事も理由。さすがにメーカー希望小売価格以上出してまで買おうという気は起きないものな。
torneの箱はかなりコンパクト。外装も綺麗。
中身はこれだけ。黒いのが本体。B-CASカード、説明書、インストールディスク(Blu-ray)、アンテナケーブルと PS3と接続するための USBケーブルが付属。
接続は簡単。TVから地デジのアンテナ線を抜いて torneのアンテナ入力に接続、アンテナ出力をTVへ戻す。前面のミニ USB端子を PS3に繋げれば接続完了。電源は USB経由で供給され、PS3の電源を入れれば正面のイルミネーションが緑色に点灯しスタンバイ状態になった事を示す。このイルミネーションは録画中には赤色に点灯する。
接続が完了したら PS3にインストールディスクを挿入し、torneアプリケーションをインストールする。サイズは 114MB。こんなサイズだったら CDでも充分なのに、インストールディスクは Blu-rayだ。SONYの意地か?でも何だか勿体無いな。
インストールが完了したらアプリケーションが起動。すると既に新しいバージョンが出ていたようで、早速オンラインアップデートが行われた。
アップデートが完了すると次は初期設定。地域設定、TVチャンネルの自動スキャンなどの設定が済めば使えるようになった。
torneアプリケーションの動きは実に軽快で、番組表がこんなに滑らかに動くTVや録画機器は他に無いのでは?と思えるほど。画質も充分綺麗だが、チューナーの感度はあまり高くないようだ。ウチでは NHK教育が映らず、他のチャンネルでも稀にノイズが表れることがあった。
torneアプリケーションの起動には若干時間がかかり、こればかりはTVの様に電源入れたら即というわけにはいかない。チャンネルを切り替えた時の出画もワンテンポ遅れる感じがあるが、画が出る前に番組タイトルを表示することで気にならないようにする工夫が施されている。
ともあれ、価格も安いし、かなり完成度が高い製品だね。これでTVの入力を PS3から切り替えることなく地上波を見ることができるようになった。加えて、PS3 の HDDや USB接続した外付けHDD に録画することもできる。ワタシの PS3 の HDD容量は 100GBらしいのだがゲームやコンテンツなどは何も入れてないので、90GB以上空いている。十数時間ほど録画できる計算だけど、まぁ録画はしないだろうな。
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