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NFSサーバにする(その2)

次はサーバ側の設定です。


 MacOS-X を NFSクライアントにする設定は会社でも行っており、Sun(Solaris) や Linux を NFSサーバにして問題なくマウントできているのですが、MacOS-X を NFSサーバにするのは今回が初めて。実はサーバ側の設定の方が Sun, Linux に比べて、ちょっとヤヤコシイ。
  1. サーバ側の NetInfo にクライアントのマシンを登録する。
    クライアントでやったのと同じようにに、サーバのマシン上で 「NetInfoマネージャ」を起動して、以下のように "machines" にクライアントマシンを登録します。
    NFSクライアントのマシン名は適当に、ウチの場合だと"MacMDD" ってな感じ。IPアドレスは先に固定に割り当てた"192.168.1.130" になりますね。
  2. サーバ側の NetInfo に "/exports" を作成する。
    サーバマシン上の NetInfo に "/exports" を以下のように作成します。
    "name"はクライアントに公開したいディスクのパス名です。"clients" は上で登録したクライアントマシン名(ウチの場合だと"MacMDD")、"opts"mapall= は公開したディスクに書き込んだ場合のオーナを、このサーバ上の誰にするかという指定です。管理者のアカウントか、それが嫌なら "nobody" を指定しておけば良いと思います。
  3. "/etc/hosts" にクライントマシンを書いておく。
    以下のように "/etc/hosts" ファイルを適当なエディタを用いて修正します。
    ##
    # Host Database
    #
    # localhost is used to configure the loopback interface
    # when the system is booting. Do not change this entry.
    ##
    127.0.0.1            localhost
    255.255.255.255 broadcasthost
    ::1                     localhost
    #
    192.168.1.130    NFSクライアント
    
    MacOS-X は hostsファイルをロクに参照せず専ら NetInfoデータベースの machines を参照する筈なんですが、NFSサーバに関しては "/etc/hosts" がないと認証に失敗します。("permission denied"になります。)MacOS-X の NFSサーバのデーモンはセキュリティのため、マシン名:IPアドレスの正逆両方向引きをしてクライアントマシンを確認、認証するという情報があります。そのためクライアントマシンはきちんとDNSに登録されているか "/etc/hosts" に登録されている必要があるらしいのです。
  4. サーバ側のMacOS-Xを再起動する。
  5. サーバマシンが立ち上がった後、クライアント側からマウントする。またはクライアントマシンのMacOS-Xを再起動する。
    クライアント側でサーバのディスクを手動マウントするには以下のようにします。
    $ sudo mount -t nfs /pub
    
  6. 正常にマウントできれば、以下のようになります。


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