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Mac Pro(その6)

8コアの性能が生かされないものもあるのです


 今まではXeon 8coreの爆速ぶりを強調していましたが、当然ながら 8 core が有効に使われていないケースもあるわけです。その1つがパノラマ写真合成に使っているHuginです。

 パノラマ写真合成の画像処理というのは非常に重い処理で、こういった処理でこそ威力を発揮して欲しいところですが、残念ながらあまり速くなっていません。Huginは Universalバイナリ化されているため、Intelネイティブ動作します。Rosettaによってエミュレーションされているわけではありません。原因は CPUロード率をモニタしながら合成処理させてみれば分かります。1つの core だけが 100%近くになるだけで、他の core は全く働いていないのです。要するに、Huginの内部処理は「スレッド並列化されていない」という事です。この場合、CPU単体性能の向上分、主にクロック周波数が上がった分くらいしか速くなりませんので、PowerMac G4/MDD で処理していた時に比べて2〜3倍ほどしか速くなった感じがしません。ホント、これだと「少し速くなった」程度にしか感じないモンですね。

 と言うことで、正月休みに焼津の高草山をブラブラ歩いて撮って来た写真を合成してみたのがコレです。まぁ速くなった事は確かで、これはこれで快適になったのですが、やはり Huginは Intelネイティブでも良く異常終了します。(何故かハングはしなくなりました。)少々高速化されても途中で異常終了してしまったら、やり直しです。先ずこれが何とかなって欲しいものです。


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