参照：エルゴソフト

egbridge, egwordパッケージソフト事業から撤退

　ワタシも egbridgeユーザーなんですが、この開発・販売を行っていた株式会社エルゴソフトが突然 egbridge（日本語IM）, egword（ワープロ）のパッケージソフト事業を終了すると発表しています。MacOS-Xの日本語環境が成熟してきたから、との理由を挙げていますが・・・やっぱり Microsoft Office独占状態が長く続き、それに加えてフリーのオフィススイートまで出て来て、ビジネス的にはかなり苦しい状態だったんじゃないかな？

　egbridge って Macintosh黎明期からある日本語IMで、MacOS-X への対応も早くて信頼がおける製品だっただけに残念です。ワタシ最初は VJEだったんですが、バックスが VJEの開発・販売を終了してしまってから egbridge に乗り換えたんです。VJE互換の操作が可能ってのが大きなポイントでした。指が憶えている操作体系を簡単に変えることはできないからです。
　それにしても困ったぞ。今後は「ことえり」かATOKしか無いという事になってしまったわけです。が、「ことえり」の変換は相変わらずオバカで、お世辞にも「成熟」レベルとは言い難いですよ。ATOKは賢い変換をするかもしれませんが、開発・販売元のジャストシステムもいつまで Mac用ATOKを続けられるか分からないような気がしますね。

内ト / Jan 29th, 2008 19:55 / [ 編集 ] [ コメントする ] [ TrackBack(0) ]