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DIATONE DS-300

大きさが丁度良いので


 真空管アンプTU-880のスピーカーとして、先日買って来たスピーカースタンドの上に鎮座しているのですが・・・DS-300ってこんなに音悪かったっけか?

 このDS-300と言うスピーカー、実は今までフロントエフェクトスピーカーとして使用していまして、メインスピーカーとして鳴らされた事はここ十年くらいなかったんです。
 このスピーカーですが、普通は紙とかカーボン、アラミド等の繊維で織ったシートを使うところが、「液晶ポリマー」という変わった素材がコーン(振動板)に使われています。液晶、ポリマーという言葉からは何となくグニョグニョした柔らかい物体を連想してしまいますが、要するに合成樹脂の事らしいです。堅く軽量で、かつ弾性も高いという性質を持つ素材です。スピーカー振動板の素材としては理想的な物と言えるでしょう。
 これを用いた16cmウーファーと5cmツィーターの2wayを密閉箱に入れた物が DS-300です。小口径ウーファーを小容量の密閉箱に入れていると言うことで、ウーファーのコーンの動きには抵抗が大きくて低音域は必然的に出にくくなります。これを充分にドライブするには、それなりの高出力パワーアンプが必要になりますし、そこそこパワーを入れてやってもヘコ足りない強さがあるスピーカーのはずなんです。

 TU-880に繋いで鳴らしてみたところ・・・全く低音が出てこなくて実に貧相な音。のみならず、重低音が入っている場所で猛烈に音が歪んでしまって聴くに耐えない状態です。中高音域の響きは自然な感じで綺麗なんですが、これではチト音楽鑑賞には使えません。古いスピーカーだから、もうダメなのかなぁ?と思って他のアンプに繋いで鳴らしてみたところ、こちらでは歪んでひどい音になるような現象は起きません。ただ、やっぱり低音はかなりパワーを入れてやってもイマイチな感じですけど。

 と言う事で結論。TU-880 という出力が小さい真空管アンプでは DS-300は駆動しきれないのですね。スピーカーにアンプが負けているのです。TU-880で鳴らすスピーカーは、高効率でコーンの動きが軽いスピーカーでなければならないのでしょう。すると、大容量の箱の物か、小型ならバスレフ型とか言うことになりましょうか。ワタシの手持ちでその条件にあうスピーカーは、結局それまでの DS-151(改)しか無いんですねぇ。仕方ないか。


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