黒部ツーリング(その3)
黒部湖駅〜大観峰駅
昨日はとうとう1日中雨。旅行の日程が1日ズレたら、えらい事になっていただろうな。出発前にチェックした天気予報では、こんなに天気が崩れるなんて言ってなかったのにね。
今朝もGW後半スタートだと言うのに雨だ。もうじき天気回復しそうだけど、出足は鈍くなるだろうな。
黒部ダム堰堤の上を歩いて再びトンネルに入ると、その中に黒部湖駅がある。ここで次の黒部平駅から出る立山ロープウェイに乗るための整理券を渡される。と言うのも、この先は人の輸送力が低くなるので、必然的に何便かやり過ごさなければ乗れなくなるのだ。ずっと待ち行列に並ばなくても良いように、乗れる時間が来ると整理券番号で呼び出してくれるわけだ。
ここから次の黒部平駅まではケーブルカー。平均斜度30度程だそうで、乗り場も車両も斜度に合わせて斜めになっている。席も狭く、立って乗らなければならない人も多くて、かなりギュウギュウの状態になる。
黒部平駅に到着。次はあのロープウェイに乗るわけだが、整理券番号で呼び出されるまでは駅の展望台などで景色を楽しんで時間をつぶせば良い。
このロープウェイの下は、今は雪の平原が広がっている。が、実は樹林帯であり、3mを越える積雪のため木々が雪の下に埋まっているのだそうな。秋になると、この樹林帯が様々な色に紅葉し、とても綺麗な景色になると言うことだ。
と言うことで、黒部平駅展望台からのパノラマ景色をどうぞ。
整理券番号が呼び出され、ロープウェイに乗る順番が来た。ここもギュウギュウ状態になる。そのため、リュック等は足下に置くように言われる。
この立山ロープウェイは途中に1本も支柱がないワンスパン方式。ワンスパンとしては日本最長だそうだ。
動く展望台とも言われる立山ロープウェイ。確かに景色はすばらしい。が、車内は混みあっているためアチコチの景色を撮るなんて不可能。ワタシは左前の窓付近に立つ事ができたが、真ん中付近に押し込まれたらチョット悲しいだろうな。
間も無く大観峰(だいかんぼう)駅に到着する。
[続く]
|