壁下地、防水工事(2)
一方、建物内では
前日からの続きで、窓枠の取付けや壁下地を作る作業が行われました。こちらは和室の窓枠。和室なので白木で障子がはまる溝が掘られている木枠になります。
一方、壁の下地の方ですが、ただ上下のレールに挿し込まれているだけだった縦の角パイプが金具を使ってビス留めされました。コンクリートパネルに木片やコーキング剤を使って張り付けた薄い鉄の桟は、この金具を指し込むためのレールだったと言うわけです。上下のコの字形レールともビス留めされ、何だかヤワな取付けに感じた角パイプもしっかり固定されまして、なかなか丈夫なフレームになっています。
屋上の方でも防水作業が始まっていました。どうやら明日防水シートを貼ってしまうらしく、プライマーが塗られています。
ところが、そこへ工事の現場監督さんがやって来まして、
先日ワタシが指摘した、インサートがモルタルで埋められてしまったんでTVアンテナのステーを取る場所が無くなった件で、図面どおりアイボルトを取付けたいと言うわけです。アイボルトを取付けるためには、インサートを埋めてしまったモルタルをタガネで砕いて取り去らなければなりません。当然ゴミが出ます。しかもモルタルを砕くので、細かい粉状のゴミが出るわけですね。これはプライマーの接着能力を低下させてしまいます。プライマーが乾いていない状態で、こんな事をしたら意味なくなってしまいますね。要するに作業順序が逆になっちゃったというわけです。
庇部分のプライマーは何とか乾いていたので、作業後は出来るだけ綺麗に清掃し、明日シートを貼る前にもう一度清掃すると言うことで、何とかアイボルトを設置。接着力が落ちて雨漏りなんかしなければ良いのだけど、まぁ庇部分なら大丈夫かな?
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