何か変なエコカー減税、補助金制度
今回車を買い替えたことで知ったのだけど
国産車の中でも、エコカー減税、補助金制度の対象になっている車とそうでない車がある。しかも同じ車種、同じエンジンであってもグレードによって違っていたり、車齢13年以上の車を廃車にする場合のみ対象だったり、ターボ装着車は対象なのにNAは対象外だったりと、色々と不思議なことになっていた。
制度の意義から考えれば、燃費が良くCO2排出量が少ない車への買い替えを奨励するように対象車が選定されるべきだろう。そういう意味でハイブリッド車が選定されているのは分かる。が、分からんのは、
- 多くの外車は対象外
- 排気量が大きかったりターボが装着されている大型、上位グレードが対象車に入っているのに、小型で小排気量の車種、グレードが対象外
と言うことだ。まぁ外車は申請が遅れたり、リーマンショック以来の販売落ち込みによる国産自動車メーカーを助けるための制度という事もあろうから仕方ないだろう。が、2つめのは何だろね?ディーラーで聞いた話によると、対象車になるためには一定以上の車重がある車でないとダメなんだそうな。そのため、ターボが装着されていたり、様々な装備が着いているために「重く」なっている車は対象になるが、軽い下位グレードは対象外だったりする。そのため、わざわざ下位グレードに上位グレード並の様々なオプションを付けて特別仕様車を作り上げ、無理やり対象車に仕立て上げたという車もあった。燃費を良くするためには軽量化が一番なのに、これじゃ本末転倒だろう?
表向きは、重くても燃費がいい車を作れる高い技術があるメーカーだから、そんなメーカーを積極支援したいって言う意図らしい。が、暗にただ1社だけを優遇したいとの考えが透けて見える気がして仕方ないのだが、考え過ぎだろうか?で、その1社は今リコールと非難の嵐の真っただ中なんだが・・・
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