LED電球
省エネ、節電協力のためにLED電球に交換してみた
先の大震災による節電協力として、家の白熱電球をLED電球に換えていくことにしました。先ずは、ワタシがいつも使っている洗面台の電球です。
ウチには何ヶ所か白熱電球が使われている箇所があります。洗面所の他はトイレとかダウンライトとかです。どこも、スイッチオンで直ぐに点灯してくれなければ困るけど、短い時間しか点灯しない場所ですね。なので消費電力量はそれほど多くはないはずですから、ホントは球が切れた時にLEDに変えようと思っていたのですけどね。
その中でも洗面台の白熱電球は最も消費電力が多い物で、60Wの物が2つ。あわせたら120Wにもなります。先ずはここから交換しましょう。
点灯させると、こんな感じになります。典型的な白熱電球色ですね。趣はありますが、洗面台の電灯としてはどうなんでしょうね?これをLED電球に変えてみようと思います。
ただ気になるのが洗面台に張られているこの注意書き。白熱灯以外は使用するなとあります。
通常、指定電球以外の使用を禁止している製品の主な理由は「発熱」です。電球型蛍光灯は電球根元部分にインバーターが組み込まれていて、この部分の放熱がうまくいかないと、周囲の樹脂部品が溶けるとか最悪火災に繋がるとか、あるいは電球型蛍光灯の寿命が短くなってしまうといった事が考えられるという事ではないでしょうか。
しかし、これには「スイッチが故障する原因となります。」と書かれていますね。はて?電源投入直後にインバーターの消費電力が瞬間的にポンと上がって、スイッチの接点に過大な電流が流れて故障する可能性があるとかかな?
じゃぁ、電球型蛍光灯ではなくLED電球だったらどうでしょう?言うまでもなくLEDの消費電力は電球型蛍光灯に比べても小さいので、仮に電源投入時に瞬間的に流れる電流は定常状態に比べて多くなると言ってもスイッチの接点を焼いてしまうほどではないと思います。
発熱については、LED電球も根元部分に電源回路を持っていますが、この発熱量も白熱電球に比べたら少ないはず。それに、この洗面台は電球周辺を覆うような構造ではないので放熱の問題はないでしょう。
と言うわけでLED電球を買ってきました。一般的な40W白熱電球が 485lm(ルーメン)だそうなので、今使っている60W白熱電球相当ならこれ位ではないか?と明るさと値段を見比べてリーズナブルと思えた東芝製の 600lmの LED電球(昼白色)を購入。
今までの白熱電球(左)に比べたら、若干小さいです。また、根元から球の半分くらいまでが電源が納められているアルミ製筐体で、この部分は当然発光しません。そのため、根元方向には光は放射されませんが、横方向には放射されるので、洗面台で使うのには問題ないでしょう。
交換してみたところ、こんな感じになりました。あっかる〜い!真っ白な光ということもあって、今までの白熱電球よりも、えらく明るく感じます。これで消費電力は一個あたり7.2W。う〜ん、これはイイ。
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