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Canon PIXUS MG6130
スキャナを落としてしまって
こんな具合に角が欠けて、プラスチック筐体の継ぎ目に隙間ができてしまったんです。でもまぁ大した事はないだろうと思っていたのですが、先日使ってみたらスキャンした画像の右側に縦にボヤッとした線が入ることに気付きました。筐体の隙間から外の光が漏れ入ってしまうのかな？とビニールテープを貼ってみたりもしたのですが、やはりダメ。
 と言うことで、どうせならスキャナ単体だけじゃなくプリンタ込みの複合機というヤツを買ってみるかと思い、丁度新機種が出る直前という事で在庫処分に走っていた複合機 Canon PIXUS MG6130 を買ってみました。
買う前はインクジェットプリンタとイメージスキャナを合体させて、簡単コピー機能などを付けた程度で、プリンタ単体、スキャナ単体としての使い勝手は今までのとそう違いは無いだろうと思っていたのですが・・・
買って使ってみて色々ビックリ。
先ず無線ネットワーク対応と言うことで、設置場所の自由度が高いという事は良い点です。2.4GHz帯Wi-Fiを使ったネットワークプリンタとして使えます。
次、前面給紙と言うことだったので、どんな印刷用紙でも前面カセットから入れられると思っていたら、これが大間違い！前面給紙できるのは A4、レターの普通紙だけ。葉書やフォトペーパーは後面からの給紙になります。騙された〜！今も使っている Canon ip7500 は全種類の用紙を前面給紙できるのに〜。おかげで本体の後ろ側にも、ある程度の設置スペースが無ければなりません。
その次、電源の自動オン／オフ機能が無い。印刷始める前に電源ボタンを押し、使い終わったら電源を切らなければなりません。面倒臭い〜。無線ネットワーク接続でPC近くに置いておく必要がないという製品なのに、何と寸足らずな・・・
その他、製品のコンセプトがプロ／ハイアマチュア向け製品と徹底的に違います。６色インクなのですが、黒を顔料系と染料系の二種類持ち、加えてグレーインクもあるので、カラーインクは３色で、フォトカラーインクと言う物は持っていません。そのためか、色合わせ等に関する詳細な設定などは殆ど省かれていて、要するに「お手軽な写真印刷」に注力している感があります。
そのため、本体右下には様々な種類のメモリカードスロットがあり、デジカメで撮ってきたメモリカードを刺し、本体上側の液晶画面でチョイチョイと写真を選び印刷！っていう簡単操作に重点が置かれているようですね。フォトグラファーが使うためのプリンタではないよというわけです。だいたいCanonのプリンタプロファイルの名前って、すごく意味が解り辛いし・・・
スキャナにも手動でキャリブレーションするとか、細かい操作、設定は無いようです。
う〜ん、失敗買物だったかなぁ？まぁ無線でスキャンや、ホームページ印刷等が手軽に出来るって事でヨシとしましょうか。
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