NETGEAR ReadyNAS RN10200(15)
生き残りHDDも寿命が近い?
風邪が治るまでの間CPAPの使用を止めたところ、咽喉や鼻の痛み等が少し楽になりました。しかし昨夜は口呼吸になっていたのかイビキが大きかったようで、朝になったらまた咽喉の痛みが酷くなってました。また風邪がぶり返してしまったようで、午後には微熱まで出て来る始末。困ったなぁ・・・
この ReadyNAS RN10200は、RAID 1の片割れのHDDが壊れてしまった生き残りを使って構築しているのですが、生き残りの方だって同時期に買ったHDDなのですから寿命が近い可能性は高いわけです。実際、S.M.A.R.T.の情報を見ると、
不良セクタを代替した値である Reallocated Sectors が少しづつ増えていっています。確か ReadyNAS RN10200に組み込んだ時は 106 だった筈ですが今は 108になってました。この値のしきい値は 200じゃなかったかな?つまり代替できるセクタ数の残りは、あと92?代替セクタが底をつくのも時間の問題かもしれません。
この値、サラの状態では VALUE(現在値)=100, WORST(最悪値)=100, THRES(しきい値)=36 で、代替セクタ領域を使用したパーセンテージだと思います。それが 100より増えているって???どうやら ReadyNAS はRAW値を表示しているようで、これでは残りがあとどれくらいなのか分かりませんが、不良セクタが徐々に増えていっている事には違いないですね。
少しでも時間を稼ぐためと省エネのため、使用しない可能性が高い時間帯は自動的に電源をオフにしておくことにしました。これは管理Web画面(FrontView)の電源設定の「パワータイマー」で簡単に設定できます。
まぁサーバーやNASの場合、HDDは止めない方が良いという話も聞きますけどね。と言うのも経験上、一旦止めた HDDを再び動かそうとした時に HDDが動き出さない(スピンアップしない)という壊れ方が一番多いので。まぁ今はこれ以上の消耗を防ぐ意味で、電源をオンにしておく時間を短くしておく方が良いだろうと考えたわけです。
これで自動的に 8:00amに電源が入り9:00pmに電源が切れます。次は電源オフの時間帯に使いたくなった場合の対策です。これには Wake On LAN 機能を使います。
Wake On LAN(WOL)はマジックパケットという特殊なパケットを受信すると電源が入るという機能です。こちらも管理Web画面(FrontView)の電源設定のチェックボックスにチェックを入れるだけ。
あとは ReadyNAS RN10200にWOLのマジックパケットを送る方法ですが、今回はルーター(Aterm WG1400HP)の機能を使ってみました。方法は、
先ず Aterm WG1400HP の「詳細設定」の「端末名設定」に ReadyNAS RN10200 を登録しておきます。
次に「詳細設定」の「PCリモート起動設定」を使用するにチェックを入れれば、これでひとまず準備完了。
VPNで自宅のサーバーに画面共有で繋いで Webブラウザを起動。"http://aterm.me:XXXX" (XXXXはアクセスポート番号)のURLにアクセスして adminのパスワード認証を通れば、
WOLのマジックパケットを送出する相手先として先に登録した端末名をメニューで選べるようになります。で「起動」ボタンをクリックすれば ReadyNAS RN10200が起動するはず。数分後には管理Web画面(FrontView)にアクセスできるようになります。
本当は DDNS機能を使って Aterm WG1400HP にドメイン名を割り当てると、VPNを使う必要も無く WAN側から起動できるようになるのですが、ドメイン名の取得・維持にはお金がかかる(BIGLOBEのDDNSサービスで月額¥210)ので今回はパスしました。
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