昨年末に買った中古のビデオカードを分解清掃

　風邪はようやく治まってきましたので CPAPの使用を再開しました。しかし、まだ鼻炎は続いているので、鼻詰まりや咽喉の渇きで目が覚めてしまいます。今朝も明け方頃に目が覚めてしまいました。睡眠が中途半端だと薬が残ってしまうのか、朝になっても暫くは頭が痺れるような感覚が続きます。日中も眠気が強く、炬燵で横になろうものなら１〜２時間くらい寝てしまうことも度々です。炬燵は危険だ・・・

　昨年末にビデオカードが壊れ急遽ATi RADEON HD 4870の中古バルク品を購入しましたが、その後もネットで情報を漁ってみたら、どうやらMac OS X 10.6.4 (Snow Leopard)以降であれば Mac Pro (Early 2008) でも ATi RADEON HD 5770 が使えるようですね。Apple は公式には保証していないけど、Appleのサポートでは動作することを認めているとか。
　と言うことであれば、新品が手に入る ATi RADEON HD 5770 にしておくべきでした。いや新しいMac Proが発売された今こそ買っておくべきかも知れません。新型Mac Proはビデオカードを交換するなどという拡張性は全く考えていないようだから、Mac用の新品ビデオカードは急速に市場から消えて行く可能性が高いように思います。新品が手に入るうちに、加えて消費税が上がる前に、１つ買っておくかな。

　さて、壊れた ATi RADEON HD 4870 をバラしてみて故障の原因になりそうな事を探ってみましたが、若干の埃はあったものの熱で壊れるような酷い状態ではなさそうでした。唯一気になったのが、GPUとヒートシンクの密着度を上げて熱をヒートシンクに伝えやすくするためのシリコン（熱伝導）グリス。４年前に買ってそれきりですから、渇いて熱伝導率が落ちていたかも知れません。だとしたら、今回購入した中古品も同じような状態になっていて、いつ壊れてもおかしくないかも。そもそも即交換してしまったため掃除もしていませんから、ヒートシンクが埃まみれだったりして・・・

　と言うわけで、今日は昨年末に購入した ATi RADEON HD 4870 の分解清掃をしてみました。その結果、この ATi RADEON HD 4870 は比較的綺麗な環境で使用されていたのか、まだ使用時間が短いのか、ヒートシンクには殆ど埃はありませんでした。それでもGPU周りには若干の埃がありました。そして問題のシリコン（熱伝導）グリスですが、やはり渇いてパッサパサ。ちょっと爪でひっかくだけでポロポロと剥がれてきます。灰色のグリスなのでシルバー（銀入り）グリスかな？
　アルコールで綺麗に拭き取ったところGPUの顔を拝むことができました。周辺の黒い埃も綺麗に拭き取った後、新しいグリスを塗って元に戻して分解清掃は終了。今回使用したグリスは一般的な白色のグリスですが、現在のところ問題なく動いています。シルバーグリスは劣化が早いらしく、導電性があるものは熱で基盤の方に垂れたりすると回路をショートさせるようなトラブルも起こり得るので、塗り過ぎないように注意し、１〜２年で塗り直した方が良いとか、色々な事が書かれてありましたので何だか面倒そうですな。

　これで暫くは大丈夫だと思いますので、そのうち新品の ATi RADEON HD 5770 を買っておきましょうかね。

内ト / Jan 3rd, 2014 22:21 / [ 編集 ] [ コメントする ] [ TrackBack(0) ]