IRKit(4)
赤外線リモコンの信号を学習させます
セットアップが完了した「IRKitシンプルリモコン」の画面は、
「ボタンを追加」という大きな+アイコンが表示された状態になっていますので、これをタップすれば、リモコンの信号を学習、それを送信するためのボタンを追加するのだと言う事は分かりますよね。先ずエアコンのリモコン信号を学習させてみることにしました。
エアコンの信号は他の家電の赤外線リモコンの信号とは異なり、リモコンとエアコン本体の間で情報を送りあうメーカー独自の信号になっているために信号が長く、普通の学習リモコンでは対応していない事が多いのだそうです。IRKitはエアコンの信号でも問題なく学習できるという事なので、動作確認には良いのではないかと思ったのです。
+アイコンをタップすると、リモコン信号を学習する画面に変わりました。この状態でエアコンのリモコンをIRKitに向け、リモコンのボタンを1回押します。するとIRKitがリモコンの信号を受信し、
ボタンの名前を入力する画面に変わりました。ここで押したエアコンのリモコンのボタン名を入力して右上の[完了]をタップ。
次はボタンのアイコンを選択する画面になります。アイコンのデザインもシンプル。最下段には「カメラロールから選ぶ」という項目もありますので、学習させるリモコンのボタンを写真に撮っておいて、それをアイコンに使うこともできるようです。ここでは4段目にあるエアコンのアイコンを選択しました。すると、
こうなりました。画面中心にエアコンの電源を入れるための大きなボタンが。このボタンをタップしたらIRKitから信号が送信され、エアコンが動き出しました。(因にエアコンはSHARP製です。)エアコンの信号でも問題ない事が分かりました。
さて、後はエアコンのリモコンの残りのボタンも学習させていくのですが、先ほどとは違って画面にはボタンを追加する+アイコンが見当たりません。まさか「IRKitシンプルリモコン」で学習できるのは1つだけ?
左上の[≡]は設定ですので、それ以外は右上の[編集]しかないですね。これをタップすると、
先に追加したエアコンのボタンの左上に●に−のマークが付いてボタンがブルブル震えるようになりました。あれ?編集ってボタンを削除できるだけってこと?ここで暫く悩んでいたら、左上の[≡]が[+]になっている事にやっと気付きました。なるほど、2つめ以降のボタンを追加するには、編集画面で左上の[+]で追加していくんだね。ちょっと分かりにくいなぁ。
あとは同様にリモコンのボタンを学習させていくだけです。で、現在の状態が、
こうなってます。「IRKitシンプルリモコン」では最大20個のボタンまでで、これ以上のボタンを学習させたければ別のアプリを使うか、自分で作ってねということなのね。
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