Apple Magic Mouse 2
参照:Magic Mouse 2
最近、Magic Mouseのボタンの調子が悪いので
今まで使用していた Apple Magic Mouse ですが、最近マウスボタン(中のマイクロスイッチ)の調子が悪くなっていました。現象は、クリックしても反応しないかと思うと1回クリックしたのにダブルクリックになったり、またはボタンを押しっ放しでドラッグしたり範囲を選択している間に、勝手にボタンが放された状態になったりと言った調子です。おそらく本体内のマイクロスイッチの接点が劣化し、繋がりにくくなっているのだと思われます。チャタリングが起きることで1回クリックで接点が複数回繋がったり切れたりしたり、クリックした(接点が繋がった)ままの状態を維持しにくくなっているのでしょう。これでは使用していてストレスが溜まってしかたがない(*1)ので、新しい Magic Mouse 2 を購入することにしました。
で、本日 Magic Mouse 2 が届きました。相変らず化粧箱まで凝っていて高級感たっぷりです。まぁ普通のマウスに比べたら随分と高価(¥8,800)なマウスであることには違いありませんが、マウス上側全てがマルチタッチセンサーになっているなど、他に類を見ないマウスなので、少々高価でも仕方ないかな。
旧型の Magic Mouse は電池式でしたが、Magic Mouse 2 はリチウムイオン電池を内蔵した充電式になりました。そのため、Lightningケーブルが付属しています。
底面から見た様子です。左が今回購入した Magic Mouse 2 で、右が今まで使用していた Magic Mouse です。右の Magic Mouse では、電池の代わりにMagic Chargerを使用しています。
一方、左の Magic Mouse 2 では電池ケースだった場所にリチウムイオン電池が内蔵され、充電のための Lightning端子があります。リチウムイオン電池は交換できません。リチウムイオン電池は3〜5年で寿命が尽きるでしょうから、そうなったら使い捨てにするしかありません。
左右に2本ある黒いソールも Magic Mouse とは微妙に変わっていました。Magic Mouse のソールは斜めにエッジが立っていて、マウスパッドとは線で接触するような形状でした。(今では摩擦で随分削れてしまいましたが。)そのため、マウスの滑りがイマイチ悪かったのですが、Magic Mouse 2 のソールは平らでマウスパッドとは面で接触する形状になりました。このおかげでマウスの滑りが随分良くなりました。
そして、既に多くの人が指摘していますが、充電の方法が Apple製品にしては全然スマートじゃありません。こんな風に裏返して Lightning端子にケーブルを挿して行うのです。充電中はMacとのペアリングも切れてしまいます。(まぁペアリングできても、この格好では使えませんが・・・)
隣でクレードルの上に乗せて非接触充電しているのが、Magic Charger を使っている Magic Mouseです。どう見ても Magic Mouse の方がスマートですよね。
もし Magic Mouse 3 を出すのなら、非接触充電式にしてもらいたいものです。もしくは、リチウムイオン電池をカートリッジ交換式にして、予備の電池をLightningケーブルで充電しておくことができるようにして欲しいと思いますね。
(*1):因に、いつもApple製品の分解、修理のしやすさをレポートしてくれている iFixitによると、Magic Mouse は接着剤や両面テープが多用されており、破壊せずに修理するのは殆ど不可能に近いレベルのようです。Magic Mouse の分解の様子はこちらから、Magic Mouse 2 はこちらで見ることができます。特に Magic Mouse 2 はリチウムイオン電池とLightning端子が一体化されており、電池が寿命を迎えたとしても交換は不可能なレベル(10段階評価で2)だそうです。
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