LS Mini をセットアップする(1)
参照:LS Mini
セットアップはステップが多くて少し面倒です
LS Miniをざっと味見した感想は「なかなか良くできてる」です。そして「今後にも期待が持てるぞ」です。
エアコンのリモコン信号も、いちいちリモコンのボタンを押して信号を学習させるような面倒な操作は必要なく、ただメーカー名を選ぶだけで済むようになっていました。主要なメーカーのリモコン信号は殆ど網羅しているようで、ウチのSHARP製エアコンもiPhoneアプリからすぐに使用できるようになりました。LS Mini の温度センサで現在の室温が判りますし、AI(Adaptive Intelligence)機能を有効にすれば、外気温、時刻や天候など様々な条件を考慮して快適な温度へ自動的に調整してくれるようです。
まだ使い始めたばかりですが、iPhoneアプリも少しこなれていない感じがありますし、まだ実現されていない機能がある事もすぐに分かります。そう言った意味で未だ発展途上で、良く言えば今後どのように機能追加されていくか期待できる製品、悪く言えば未完成状態で見切り発車してきた製品と言えます。
先ずは開封の儀から。
箱の中身は、本体、ACアダプタ、USB電源ケーブル、簡単な説明書と、本体を壁に取付けるための接着シートやネジが入っています。ウチは賃貸なので壁に取付けるような事はできませんから、接着シートやネジは使いません。
本体は傷が付かないように上部がビニールで保護されています。ACアダプタは出力5V-1,200mAで、iPhoneのACアダプタより少し大きい程度。消費電力は最大でも6Wってことになりますから、24時間点けっ放しでも電気代を気にするようなレベルではありませんね(Raspberry Pi B+と同程度かと)。エアコンを効率良く制御することで節電される分で充分相殺されると思いましょう。
添付の説明書は、本体をACアダプタに繋いで、iPhoneアプリをダウンロードして後はアプリの指示に従えと言った、最近の製品ではお馴染な簡単なもの。本当にアプリだけでセットアップできるのか?
とりあえず電源を繋いだらAmazon Echo Dotの横にポンと置いだけで設置完了として、早々にセットアップに取り掛かります。
LS Mini のセットアップにはiPhone等スマートフォンと、2.4GHz帯のWi-Fi環境が必要です。先ず LiveSmart(リブスマート)アプリをダウンロードして起動します(初回起動の画面でいきなり「おかえりなさい」とは何でしょね?)。最初はLSアカウントを作成するため、メールアドレスを入力して「アカウントを作成」します。
入力したアドレス宛てに右のようなメールが送信されて来ますので、メール本文中の「click here」をクリックすると認証が完了します。
認証が完了するとLSアカウントの作成画面に変わります。ここでユーザー名、パスワード等を入力してアカウントを作成します。でも誕生日とかも必要なのかな?年齢も考慮した室温制御でもするのかね(実は、この後もっと様々なデータを入力して行くことになるのでした)。
次はAI(Adaptive Intelligence)制御のためのデータ入力。体型(筋肉質、痩せ型、普通、やや太め)、起床時間、就寝時間、体質(暑がり、普通、寒がり)を入力します。利用規約に同意して、ここまでがアカウント作成です。
[続く]
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