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LIFEBOOK AH52/Cのバッテリーは、もう寿命なのか?

昔バッテリーの発火事故があったそうで、古いバッテリーは満充電させてもらえないんだ


 LIFEBOOK AH52/Cに使用されているリチウムイオンバッテリーは、型番:FMVNBP190、P/N:CP494696-01という物。容量はHWMonitorの表示から21,600mWhではないかと想像される。

 Windows10をクリーンインストールしたら、起動の度に富士通バッテリー充電制御ユーティリティをインストールしろと五月蝿く言ってくるので仕方なくインストールしたのだが、こいつを入れるとバッテリーの満充電容量が低く抑えられてしまうようだ。バッテリーユーティリティで表示させてみると、65%までしか充電しないようにしているらしい。
 どうやら以前富士通製ノートPCのバッテリーで発火事故(原因はパナ製バッテリーセルの製造不良)があり、回収・リコールになったようで、それ以来消耗したバッテリーには充電量の制限をかける対策が取られているようだ。
 ワタシの貰い物LIFEBOOK AH52/Cに使用されているバッテリーは幸いにもリコール対象品ではなかったが、容量の65%までしか充電させてもらえない。加えてかなり劣化が進んでいるようで、ACアダプタを外した状態でWindowsを起動させると、起動し終わった時点で残量が半分を切り、バッテリー駆動の残り時間が13分と表示されるような有り様なのだった。

 しかしサイクル数の表示は101回と少ない。普通は300〜500サイクルが寿命なので、サイクル数で言えば、まだ寿命の1/3程度と言うことになる。どうやらリチウムイオンバッテリーにとって過酷な使い方をされていたのだろう。かなり重量のあるノートPCなのでモバイル的な使い方がされていたとは思えず、おそらく始終ACアダプタに繋ぎっぱなしで満充電状態が保たれていたと言ったところだろう。充電状態が長く続き、充電よる発熱などで電極が劣化して、充電容量が減ってしまったのだと思う。

 一応、バッテリー充電制御用マイコンの(充電量学習)精度が低下しているという事も考え、完全放電によるリセットを試みたが、残容量10%程度でWindowsがシャットダウンして起動もできなくなるので、なかなか完全放電も難しい。バッテリーユーティリティで充電モードを「フル充電モード(100%充電)」にすると、電源が入っている間は100%まで充電できる(↓)ようなので、

できるだけ放電させた後に100%まで充電した。まぁ、このような事をしてもバッテリーが回復することはなく、バッテリーによる駆動時間はせいぜい20〜30分ってとこだ。そして、一旦スリープやシャットダウンすると再び65%充電に戻ってしまう。と言うわけで、このヘタったバッテリーではとても実用にならない。まぁ2011年製造のバッテリーに期待するのが無理と言うものだが。

 この重量級ノートPCを持ち運んで使おうとは思わないが、まだ暫く仕事用に頑張ってもらいたいし、買えるうちに買っておかないと新しいバッテリーの入手も難しくなって来るだろう。純正の新品なぞは望めないが、互換バッテリー ならまだ比較的安価で手に入る。ただ互換バッテリーには中華製の怪しげな製品も多いようなので、注意しなければならないな。


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