裸族の集合住宅5Bayが故障
やっとMacBook Pro 2017のバックアップ(TimeMachine)ができるようになったと思ったら
Mac Pro Early 2008用のバックアップに使用している外付けディスク装置『裸族の集合住宅5Bay SATA6G USB3.0&eSATA CRSJ535EU3S6G』が壊れました。全くMacってのは不思議なもので、新しい物が来ると何かしら古い物がお亡くなりになるのです。
症状は電源を入れてハードディスクのアクセスランプが数回チカチカ点滅した後にストンと電源が落ちてしまうという現象。何度試しても、ハードディスクの数を減らしても同じ(なので電力供給不足ではなさそう)。この裸族の集合住宅5BayにはPC連動電源機能があり、接続されているPCの電源がオフになったり一定時間アクセスが無いと、省電力のためにハードディスクを停止させて電源供給を断つ機能があるのですが、そのPC連動機能が電源を入れた直後に誤作動しているような感じです。
仕方ないのでバラしてみましたが、メインの電源自体は生きており、きちんと5V, 12Vを出力していました。そうなると電源制御の基盤が怪しいです。
この基盤を外してチェックしてみたところ、5Vのラインや信号線に入っているコンデンサというコンデンサがGNDと導通状態になっていました。おそらく何処かの電解コンデンサかパスコンとして使われているチップコンデンサが短絡(ショート)状態になっており、本来オープン(5V)であるべきところが0Vに落ちているので、制御用マイコンが動作しないか誤作動しているのだと思われます。
とは言え、目視では異常のあるコンデンサは見当たらないし、大体チップコンデンサの異常なんて老眼で見つけられるわけがありません。静電容量計でチェックしようにもコンデンサの端子が両方ともGNDに落ちている状態ではチェックできません。そこで、自分でも何とか外すことができる電解コンデンサだけを外して容量をチェック。結果は全部正常 orz。470μFの電解コンデンサですが、静電容量計では概ね500μFかそれ以上の値を示していました。
というわけで、お手上げ。とてもじゃないが修理できる代物ではありませんので、死亡決定です(合掌)。
今回はMac Pro本体ではなくバックアップ装置ですが、近いうちに Mac Proも逝くんじゃないか?とヒヤヒヤです。
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